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『Think Smart』を読んで学んだ3つのこと

今回はロルフ・ドベリ著の『Think Smart』を読みました。この本は、自分の中ではかなり学ぶことが多く、納得いくまで何度も読み返した1冊です。今回はその中でも3つ学んだことを記録として残しておこうと思います。



1.自分で作った料理がおいしく感じるのはなぜ?

自分で作った料理はなぜかおいしく感じる。それは、頑張って作ったからだろう。そう思っていましたが、この本を読んで「NIH症候群」と関わりがあるということが分かりました。「NIH症候群」とは、自分の知らないところで創作されたもの(Not Invented Here)に対してマイナスの評価を行ってしまうことを言います。これは、料理にだけに関わらず、自分の意見・アイディアにも当てはまります。相手の意見より自分の意見の方が優れていると考えてしまいがちですが、自分はこう考えるのは良くないと思っています。ここで重要なのは、一歩引いた視線で自分の考えに向き合うこと、冷静に判断できる環境にいることだと思います。自分も宣伝広告を作る際は、1日あけて見直したり、友達にどう思うかを尋ねたりします。逆に、自分がアドバイスを求められた際には、まずは、「否定的もしくは実現可能かどうか」をベースには考えないようにしています。これも重要だと思っています。否定的に考えるとどうしても視野が狭くなってしまうし、第一面白くないです。成功するかどうかは、やってみてからでも遅くはないと思います。結論として、自分が何か良い意見・アイディアを思いついた場合は、1度冷静になって判断するために時間を置くか、仲の良い友達に意見を求めることが大切だと思います。また、友達に意見を求められた際には、否定的な考えから入るのではなく、まずは相手の考えに対して理解をしたうえで冷静な判断・アドバイスをすれば良いと個人的には思います。


2.「期待」を上手く活用する

ここは、本に実際に書かれていることと自分の解釈が異なっている部分もあるのではないかと感じています。しかし、自分なりの解釈で話を進めようと思います。まず、「相手に対して見返りを求める期待」はしない方が良いと思っています。具体的には、LINEの返信もう少し早く返してほしいな。できればこの日までには、この作業を終わらせておいてほしいな。と以前の自分は感じることが多くありました。しかし、これはその人がどうするかであって自分ではどうすることもできません。それよりかは、自分のできることを探してなるべく物事を前へ進めようと考えて行動した方が自分のためになります。また、自分の行う作業量を増やすことで解決することもできます。一方で、「期待」を自分のために使うことは良いと思っています。例えば、自分への期待は自分のキャパシティーを大きくする際に、役に立ちます。「この企画参加してみたいけど、テスト勉強とアルバイトがあるから無理そうだな」と考えるよりは「この企画は参加できるんじゃないのか?どうやって時間を作ろう?」と期待・チャレンジする方が自分にとってプラスだと思います。ここで、重要なのは過度に自分に期待はしないことです。バランスはとても大事だと思います。期待が自分の首を絞めないように適度にすることで自分のモチベーションを上げればよいと個人的には思います。


3.情報デブはやめよう

自分は昔から「お勉強」が嫌いではありませんでした。何か新しいことを知ること、テストで良い成績をとり家族に褒められることが好きだからです。でも、大学に入ってからは将来こうなりたい、これがしたいという目的があるから、これを勉強しようと考えている人に触れる機会が多くあり、自分もこの考えが大切だなと感じました。実際に後2年半で社会人になるうえで、より大切なことはなんだろうと考えた結果、「大学生の期間中で自分に対して残るものを創作しよう」と思い、その1つとしてnoteを始めました。多くの人に向けて公開するので分かりやすい言葉で端的に書くことが必要です。数をこなしていけば自然と説明する力が向上していくと考えました。説明力はどこにいこうと必要になる力だと思っています。もちろん、「お勉強」も大切ですが、それ以外にも学ぶべきこと・得られることは沢山あります。知識を溜め込む「情報デブ」になるのではく、実際に実践してみて、初めて自分の血肉になることもあると思います。よく本などに「まず行動しなさい」というのを見かけますが、自分はこれを「自分のできる範囲で、まずは行動しなさい」と解釈しています。行動しろと言われて急に変わることができたら苦労はないです。人間は変化を嫌う生き物だとも思っているので、そういう急激な変化はできません。まずは、少し実践する機会を自分で設けてあげるのが良いと思います。本に書いてあることを実践、ブログを書いてみる、難しければnoteに書く、twitterに書いてみる、スマホのメモ機能に書いてみる。レベルは様々なので自分の上限でやってみるのが良いかなと個人的には思います。読書に限らず、自分にあった行動レベルを選択していくのが良いのかなと。

以上が、自分が「Think Smart」を読んで実際の場面に活かせそうだなと感じた3つのことでした。ありがとうございました。

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