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バターを作ったら信頼に触れた話

質のいい生クリームが半額だったので子どもたちとバターを作りました。
塩を入れて振るだけのお手軽バターですが、振っても振っても形にならず、途中ハンドミキサーに切り替えました。
5分経っても変化がなく、正直もうだめかもしれない…と思いつつ、子どもが真剣にミキサーを握ってボールを固定して…と役割分担をして取り組んでいたので言い出せず。
10分経ったた時、ややぼそぼそしてきて、その後徐々に水分と油分が分離していって…
結局作業開始してから30分くらいかかってようやく出来上がりました。

あれだけワクワクしながら作り始めて、失敗するかもしれない。と途中母は何度も心が折れそうになりましたが、何とか形になってくれて一安心。と思うとともに、子どもたちが無条件に母を信じる心に胸打たれました。
お母さんが言うんだから、これをやってればバターができるはずと微塵にも疑わずに作業に集中していたこと。
バターを作る過程でわたしたち親子の間にある信頼について再確認…
親だから信頼されている。という幼少期の当たり前から、この人だから信頼できるという少年・少女の時期に差し掛かる子どもたちを前に、いつまでも信頼に値する親・人間でありたいと思いました。

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