ティール組織勉強会 第Ⅱ部 第2章 自主運営する生徒、教師、保護者 ~進化型学校(P155)~
<著書より>
現在の学校はあらゆるタイプの組織よりも自主経営から遠いところにある。子供たちは事実上、事前に決まったカリキュラムに従って自動的に押し流される交換可能な部品と見られている。あたかも工場のようなこの教育システムは、最近は次第に時代遅れになってきたようだ。本書ではベルリン市中央にある学校ESBZの例が掲載されている。
◆◆スタッフNさん 感想◆◆
日本の義務教育システムは、ティーチングがメインで、なぜその授業内容をするのか、どういうときに習った内容が使えるのかは教えてくれない。
それを考えさせることを教えていれば、その方法でもいいかと思いますが、家庭での教育様式も変わってきた現代では子供にとってはなかなか酷な感じがします。
かといって私自身もその解決方法はわかりません。
子供たちの凝り固まっていない柔軟な思考を妨げないようにはしたいなと思います。
◆◆スタッフYさん 感想◆◆
先日、ある塾の説明会に行ったところ、
「学ぶことが楽しいと思える体験ができる、そういう環境にしたい。
試験や受験に対する勉強ととらえると、甘いと言われるかもしれないが、、、。」とお話しがありました。
解き方を教えるのではなく、どうしてそう考えたのか議論する場を提供したい、自発的に学ぶ子どもを育てたい、そんな風にもおっしゃっていました。画一的な、一方的な教育では難しいですが、基礎学力をもとに、ひとりひとりの個性が伸びる教育が理想だなと思います。
が、試験や受験もなくはないので、現状ではバランスをとり勉強する必要もありそうです。
子どもの柔軟性のある思考、発想力を私も妨げないようにしたいです。
◆◆スタッフNさん 感想◆◆
子供達の学ぶ意欲を育てるというのは、各々の個性もあり、とても難しいですね。私も我が子たちをあれこれとまどいながらも見守りながら思うことはたくさんあります。
次男が今年入学した高校では、時代に合わせてアクティブラーニングを実践していますが、特に発言者へ敬意を表す事を最初に学ぶようです。これは、長男の学校ではあまり見られなかったような。活発な議論のやりとりが行われる原動力となっているのかもしれません。
通常嫌に思える試験も、自分の理解できていない部分をあぶりだすチャンス。「なんでできなかったの?」ではなく、「やるべきポイントが見つかったね」とポジティブな声掛けをしていきたいです。子供が伸び伸びと学習できれば、好奇心の目はどんどん育つような気がします。
◆◆スタッフHさん 感想◆◆
「子供たちは事実上、事前に決まったカリキュラムに従って自動的に押し流される交換可能な部品と見られている。」
日本の教育はそうだなと感じてしまいます。落ちこぼれてしまうとはじかれてしまう。はじかれてもいいんだよ、失敗してもいいんだよと安心できるような環境が必要なのかなと感じました。
自分は子育て中ですが、何が正解かわからないので、模索しながらいきたいなと思いました。
◆◆スタッフSさん 感想◆◆
カリキュラムに従って自動的に押し流される状態だと到底学ぶ事が楽しいとは思えないと思いました。
感が良い子や、両親が指導者としての素質があれば子供が自ら楽しさを見出していくのだと思いますが、出来れば教育現場がもっと意識改革を進めて学ぶことの楽しさに気付けるような環境になって欲しいです。
◆◆加藤院長 コメント◆◆
ありがとうございます。子どもたちの可能性を潰したくないですね。
◆◆スタッフMさん 感想◆◆
普通学級よりも支援学級の方が、なぜその授業が大切なのかがわかる工夫がなされているように思いました。
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