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【ティール組織勉強会】        第Ⅱ部 第3章 自主経営/プロセス~自主経営への四つの誤解(P225)

<著書 要約>

太鼓以来、権力の不平等という問題は組織内の生活を苦しめてきた。
組織内を静かに流れている恐れの多くは、そして恐れを増幅する社内政治や縄張り意識、欲、非難、怒りの根本にあるのは、権力の不平等な分配である。
自主経営の重要なことは、
全員を平等にすることではない。従業員それぞれが自分の領域の中で最も力強く。最も健康になることを認めること。支配者の君臨する階層的組織はもはや存在しない。だからこそ、人々の間に自発的に出来上がり、進化し、互いに重なり合う(たとえば、成長、スキル、才能、専門知識など)階層が多数できても不思議ではない。
進化型組織は階層は生きていてあらゆる方向に向き、誰もが機会を求めることができ、それぞれの階層のどの高さまで上がれるかは、才能、趣味、性格と同僚たちから得られるサポート次第であり、組織図に基づいて恣意的に制約を受けるものではない。

「ティール組織」(フレデリック・ラルー著)

◆◆スタッフHさんの感想◆◆

 自主経営は組織図のままの階層ではなく、生きているように色々と形を変えて階層ができていくということを知ることができました。
それは、個人が他人事と捉えず、主体的に動いているからできることだと感じました。
役職などにこだわりすぎる風習もありますが、その時代。その場所、その出来事で階層は変えていくことは大切だと学びました。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 組織図は組織内の関係性を表した図なので、あると各部門ごとの窓口が分かりやすいと思います。
ティールだとその組織図が問題だったり課題によってどんどん変化していくのでその都度図式で可視化することが難しいのだと思いました。
常に変化していくからこそ、各自が立ち位置を意識して動くことが重要だと感じました。

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

臨機応変に形が変化し続け、その時の状況に合わせる事が出来るように自分も進化する必要性を改めて感じました。

◆◆加藤院長 コメント◆◆

とても大切なことは、おっしゃるとおり全員、形上の平等ではないということですね。これはとても誤解されることです。
いつもありがとうございます。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 組織が進化する上で、各自が主体的であることは決して欠かすことのできないことであると思うのですが、それに制限を設けてしまうような縄張り意識は不要で、そこには不平等が生じるのだと思います。
組織での平等という言葉を捉え間違えることなく、自分の部門での役割を常に見直すことと、各部門との連携を大切にしていきたいと思いました。






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