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ティール組織勉強会         第Ⅱ部 第2章 自主経営/組織構造~自主経営チーム(P107)

<著書 要約>

 ビュートゾルフは、「患者がどうしたいか」を真剣に考えている。
成果はめざましいものだった。
介護時間は他の組織より少ないが病気から早く直り、しっかりと自立するのだ。
その結果病気を理由とする欠勤率も低くなり離職率も低い。
 ビュートゾルフのチームには上司がいない。
セルフマネジメントが実践で機能するために、新しく作られたチームのメンバーと既存チームに加入するメンバーは全員「相互作用による問題解決法」と呼ばれる研修を受講する。
この研修を通して人と人との協力に関する基礎の基礎についての知識を深める。

ミーティングの進め方について。
ファシリテーターを選んだ上で話し合いの時間を3ラウンド設ける。
第一ラウンド:チームメンバーが抱えている問題を元に議題がとりまとめら
                         れる。ファシリテーターはただ質問することだけ許される。
第二ラウンド:すべての提案が再び検討され、修正や改良が施される。
第三ラウンド:グループとしての判断が下される。意志決定の基本はコンセ
                         ンサスではない。信念に基づく。

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◆◆スタッフNさんの感想◆◆

  最近リハビリ部門でも各勤務帯でのミーティングを試しに開始しています。
日々の疑問点や問題点を出し合い、解決策を「考える」という過程を「共有」して持つと言うことが必要だと感じたからです。
 結果が上手くいくかは大切ですが、過程に根拠がないとなぜ上手くいったのか分からず、次につながらないので、失敗もしながら過程と根拠を共有していくことがチームを形成していく上で自分自身大切にしたいことです。
  また、「相互作用による問題解決法」という研修内容の詳細は知りませんが、基礎がしっかりしていると応用もきくと思うので、リハの新人研修を見直す際にも参考にしたいです。

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 問題を自分事とまずとらえてそして考えて、共有することは重要だと思いました。
 話す事でお互いの認識にズレがあることも気が付くきっかけとなったりするからです。

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◆◆加藤 院長コメント◆◆

 おっしゃるように全員参加で、他の人がこのように言うから 従うのではなく、自分はこのように思うという 意思表示ができる能力をあげていくことが大切だとおもいますが、そのようなチャンスをつくってくれてありがとうございます。
 また、「ビュートゾルフは、「患者がどうしたいか」を真剣に考えている。」実はこれは実際は難しく、目先の患者の 要望をきくのか、 本当に患者にメリットがあることを見抜いて探していくのかでだいぶちがいますね。
そこが医療機関としての実力の差になっていくのかもしれません。

◆◆スタッフHさんの感想◆◆

 自分が主体となっているという自覚が大切だと感じました。
主体的になっていると何が問題なのかが自分自身でわかっているし、その先のどうしたらいいのか、とお互いの意見を述べやすくなると思いました。

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◆◆スタッフMさんの感想◆◆

考えて共有する。
その根っこがどこに建つのか。
理念から考えて行こうと思います
ありがとうございます。

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