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失敗を許容するための空白【24.07.10】

やっぱり備えというのは大事で、日々予定通りに動きたいと思っている僕ですが、なかなかうまくいかないことも多いです。そんなとき、修正を加えながら最適解を探しているのですが、とはいえ突発的な変更やトラブルっていうのが今後0になるとは考えにくいです。だから備えはやはり必要で、ここでいう備えとはつまり時間的空白のことです。多少の問題であれば包み込めるような余裕が必要だと今日感じたんですね。
別に非現実的なスケジュールや動きを組んでいるつもりはないのですが、とはいえ、さきほども書いたとおり、想定してない変更や動きって日常のなかでよくあるんですよね。例えば、本を読んでいたら集中しすぎていつのまにか作業時間に突入していたとか、移動に思ったよりも時間がかかったとか、人をまっていたら時間がかかったとか。そういうのって日常茶飯事なんです。さすがにそれで2時間も3時間も予定が狂ったら、もう何かを諦めないといけないのですが、たとえば30分とかのズレなら、許容できるような空白は前もって用意しておきたい。それはマインドの切り替えだとか、そういう話じゃなくて、そもそも事前に対応できるだけの時間を確保しておきたい。そう思ったときに、じゃあ夕方の時間にもう少し空白を設けようってなったんですね。今まではそこの時間の空白はわりとパツパツだった。それは夜にも少し作業が残っているのと、寝る前の空白を大きくしたかったから。つまり、やるべきことを先に早い段階で終わらせたいという気持ちがあったので、可能な限りギリギリ、だけど現実的に可能なスケジュールを組んでいたんですね。だけど、午前から、午後の予定に何か変更があったとき、あるいは突発的な動きがあっとき、元々想定していたスケジュールだと対応が難しくて。結局、夜の時間の必要な作業の時間に影響を与えてしまうみたいなことが起きてました。

そういうのがあって、夕方の時間、たとえばご飯を食べるだとかお風呂だとか、散歩だとか。そういう時間をもう少し長めに用意しておくことで、朝〜夕方までのありとあらゆる小規模な変更やトラブルに臨機応変に対応しやすいんじゃないかなって思ったんです。もしトラブルなく予定通りに進んだとしても、時間的な余裕があるので夜の作業にも余裕がうまれるかもしれない。そう思ったんです。

僕は流れというのをとても大事にしていて、作業の連鎖、習慣の連鎖に圧迫感がないかっていうのはかなり気にしています。そしてその中で、朝にエッセイに関する作業をする、そのあと絵を描く。こういうことに関しては、問題なくできるっていうのはもうわかっていて。つまり圧迫感がないから、スムーズに気軽に行えるんです。気軽に行えることは継続しやすいっていうのは間違いないので、心理的な負担の軽さっていうのはめちゃくちゃ注目しています。普段習慣を組み替えるのはここに問題が起きるからです。つまり、「うっ」っていう圧迫感を少しでも感じたら、その習慣はおそらくうまく回らないってことなんですよね。で、僕は予定がくるうと時間的に切迫してしまって「うっ」となりがち。まあ時間感覚に関しては最近読んだ本のおかげで改善方向にむかってはいるのですがとはいえ、やっぱり時間を完全に気にしないっていうのは現段階では無理だし、どうしても現代社会に生きるのに時間を全く気にしないっていうのは不可能だと思うので、そういうある程度時間の枠組みのなかで、自分の感じる圧迫感を限りなく0にしていくっていうのは重要な課題だと思っています。
で、夕方に空白を作ることで、夕方までの連鎖をより圧迫感なくうまくまわせないかなって思っているんですよね。イレギュラーがおきてもまあ問題ないと思えるのなら、また感じ方も変わってくるんじゃないかなって思うんですよね。
明日以降、どうなっていくのか楽しみ。


話は変わって。今日も図書館でネームの作業をしていたのですが、画集が気になったので色々と眺めていました。ボナードとかシスレーとかいい感じで。そんな感じで色々見ていたんですけど、その結果「ペネロペ」っていう絵本がすごくいいなってなって。自分がやりたいことってこれかもしれないと思ったんですね。絵本がやりたいわけじゃなくて、かわいいキャラクターが豊かで柔らかい色彩で、物語にのって動く。すごく素敵なことだなあと思ったんです。なんだか、自分の中で絵の立ち位置、今後の方向っていうのがなんとなく見えてきた気がして、そういう方向で何か素敵なことができないか考えてみようと思います。面白いことができそう。

エッセイに関しても面白い展開を思いついたので、最近やっている絵とエッセイに関してはすごくよい方向性が見えてきたんじゃないかなって感じがします。色々と検証しないといけないことも多いのですが、まあぼちぼちマイペースにじっくりやっていきましょう。

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