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自分の弱さにコントロールされると詰む

傷つくことへの耐性というものがあるならば、僕はへなちょこのタイプだ。

自分が怪我をすることを極端に恐れる気質なのだ。

だからと言って、その気質を大事にしすぎると人生が潰れる。

リターンにはリスクがつきものというのは自然の摂理に近いものだと思うが、要するにそういうことだ。

安全な方へ、安全な方へと逃げ続けるのは雛鳥の時期には必要だが、やがて次の雛鳥に命をつなげるために社会と戦わなきゃいけないフェーズに入る。

すなわち、傷つくことは避けられなくなる。下手したら外敵から命を狙われているかもしれない。

それでも、親鳥となった以上は戦わなくちゃいけない。人間であればそれは成人をしてからか。
下手したら雛鳥の時期からすでに戦わなきゃいけない人だっている。

かと思えば、大人になっても雛鳥のような人間もいる。僕もその一部のような時期だったことがある。だから、戦えない大人の怖さを少しは知っている。

雛鳥のまま育った大人は安全を好む。安全を確保したら次は楽を好むようになる。

こういった思考パターンに入ると死亡フラグが立つ。

お金が底をつくのは時間の問題。社会の役に立とうともせず、自己の利益ばかりを追求するようになり、周囲の信頼もどんどん減っていく。家族にすら見放されたら終わりだ。
でも精神状態によっては、普段だったらそんなことになるなんて考えられないような人が、そんな状態になることだってあり得る。

それでも、助けてくれる存在が周囲にいるのであれば、その人たちは一生をかけて大事にすべき存在だろう。

とにかく、人間の弱さに飲み込まれると脱出するのは本当に難しい。こんなとき、負のループを断ち切る方法はひとつだ。

それは「環境を変える」こと。

より具体的には、住む場所を変え、付き合う人間を変えるのだ。

それは自分が勝手に変わるような仕組みとなる。

そこで少しずつ戦える自分に変えていくのだ。

なぜそうなるかというと、自分が動かないと傷つく可能性があるからだ。環境が変わると今までの安全で楽であった環境のバランスが崩れる。
環境のバランスが崩れることは自分の安全が一時的に保証されなくなることを意味する。

その一時的に崩れたバランスを整えるときに、自分の脳みそは何とかバランスを保とうと変化を起こそうとする。

その隙に、楽な方を選ばず、自分にとってチャレンジングな選択肢を選び人生を進めていくことが負のループの沼から抜け出すポイントになる。

僕はそれで少しずつ変わった実感を持っている。

結論、楽な方を選び続ける人生は未来の自分を必ず苦しめる。苦の芽に水をあげ続けるようなものなのだ。

今の僕なら、未来の自分を楽にできるから傷つくことにあえて立ち向かえるようになっている。

今までたくさんの楽を選んだのなら、厳しい道を進んでいくことが借金返済となる。

幸せになりたいのなら、考え続けろ。


と、今回は過去の自分にメッセージを送るつもりで書いてみた。


今日も最高の1日にします。


2024/04/05

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