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令和哲学カフェ(令和3年12月1日)の感想

昨日開催されたオンライン参加の実践型プラットフォーム「令和哲学カフェ」で気付いたこと感じたことを書きます。(カフェの内容については書いていませんので、脈絡は分からないかもしれません。 また、私の受取りミスや理解不足もあるかもしれません。)

<プレゼンテーション>
ハイデガー 、めちゃくちゃ難解でした。 彼の哲学は、存在を問い直す中で、「現存在」とかの造語によって構築しようとし、真実とは何かを探求したようですが、整理して分かりやすく伝えるよりも、彼が頭で突き詰めた内容を難解なままに言葉にしていたように受け取りました。 難解な事を自分の言葉で言い切っていたからこそ、学者として時代のカリスマとして人気があったんでしょうね。 哲学が人々から「かっこいい!」とされる面だと思います。

<お題「ハイデガー哲学とナチスの親和性と差異は?」>
ハイデガーは、最後に指摘されていたように、彼は人間を死への不安を抱く有限の存在としての「体人間」から出発していたから、真理を人間より高次に据えて、支配される側と指導する側と分けて、ドイツ民族の優位性を唱えたわけですね。 当時、第一次世界大戦や世界恐慌が起き、社会不安が蔓延し、産業革命によって人間の仕事が機械に奪われ、ダーウィンの進化論によって人間は神が創ったものという立場から引き摺り下ろされて、西欧の人々の人生の根拠であったキリスト教の権威が失墜した、「尊厳の危機」が背景としてあったことを考えると、脳が賛同しやすいナチズムやハイデガー哲学が大衆によって支持されていったのでしょうね。 この、脳の「狩の文化」の男性性が極まった結果が、戦争であり、人種差別であり、全体主義であり、植民地支配であり、奴隷制度であったわけで、その歴史が未だに続いているわけですね。

<質問コーナー>
ディスカッションや質問コーナーを通して、人間の脳って、衝撃的なドラマや出来事が本当に好きだなぁと感じました。

<感想・まとめコーナー>
西洋の学問の限界と暴力性を認識すると同時に、人間の上に神すらも真理すらも置かない令和哲学による教育が、この時代に絶対に必要であることを再認識しました。 「人間とは何か」の再定義が絶対に必要ですね。

<インフォメーション>
令和哲学カフェは、平日ほぼ毎晩21時〜22時半まで、参加費無料!で楽しく開催されています。興味を持たれた方は、ZoomでもYouTube(視聴のみ)でも参加できますので、是非参加してみてください!

令和哲学カフェ
https://reiwaphilosophy.com

また、ノさん自身の令和哲学カフェ開催報告がメルマガに掲載されていますので、購読をオススメします。

21世紀の悟りを得た令和哲学者 Noh Jesu(ノ・ジェス)メルマガ
http://magazine.noh-jesu.com

認識技術nTechの創始者ノさん自らが講師を務め、脳がリードする体人間の5感覚(アナログ感覚)を、心がリードする美学感覚(デジタル感覚)へ変化させる認識技術nTechのエッセンスをお伝えする「NohJesu nTech マスター1Day」が、次回は1月23日(日)に開催されます! とても貴重なイベントですので、是非一緒に参加しましょう!!

NohJesu nTech マスター1Day
http://reiwaphilosophy.com/workshop/?page_id=428

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
明日も令和哲学カフェの感想を掲載する予定です。

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