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怪我の巧妙

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

里山整備で完成した山道。全通して走れるようになったのでMTBに跨って楽しみつつ、走って気になるところを修正整備しながら、クウォリティアップに取り組み始めた。自分自身は昔から乗っているので手馴れたものだが、できることなら初心者や初体験の人にも楽しめるモノにしたいという思いがある。

ルート途中の痩せた尾根から先は落石や倒木が多く捗らない。いずれ人海戦術で進めるとして、ひとまずはエスケープルートを開拓。以前あげた記事【明日のトレイル】がそれだが、その入口あたりにある…急斜面を下ってすぐに左コーナー…というチョイとテクニックが必要な箇所で、枯木に左腕を引っ掛けてウェアを破いてしまった。

「マジで、超ショック」。

というのも昨日届いたばかりのUVカットのアームカバーで今朝が初おろし。仕方ないので、またパッチワーク講師(母親)に直してもらうとして、諦めかけたところに仲間の声、

「こんな所に*ガーミンの心拍計落ちてる」。

「お〜、まさかこんなところで、それ僕のです、こないだ山に入った時に無くしたんですよ!!」

何と10日ほど前に落として無くした腕時計がおんなじ場所で無事見つかった。全ての機能も問題なく、ただバンドが引き千切れていたのでこれも修理しよう。おそらく今日のウェアと同様にその枯れた立ち木に引っ掛けたのだろう、ということは同様にここを通る他の人にもそのリスクがあるということ。場合によっては怪我をすることもあり得る。即座に背負っているバックパックからノコギリを取り出し、直径10cmほどの枯木を切り倒す。

MTBやトレイルランニングは自己責任で自然を楽しむ遊び。あまりに完全にきちんと整備してしまったら、その辺の道路や都市公園と変わらなくなってしまう。人の手が入った『安全・安心』と自然な『環境』をどうバランスとってゆくべきか。実はこれこそが《里山》であり、長い間、日本人が自然と付き合い向き合ってきた《暮らし方》でもある。

ウェアの破れは残念だが、怪我の巧妙、二つの拾い物。

ってことで、ガンバラナシませう。

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#田舎暮らし #里山整備 #自然とともに暮らす #山のアクティビティ



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