続・お釣りに祝いの5円玉

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

祝いの紐付き5円玉の話を母親にしたところ、

「ウチにもあるから持ってけば」

となって、さっそく釣り銭の5円の中に混ぜておいた。

過日、常連さんがお嬢さんを連れてきてくださったのだが、今度はその女の子がお母さんを連れ一緒に来てくれた。ありがとうございます。お嬢さんは何回か来てくれているので顔なじみになっている。なので色々気さくにお話しさせてもらって、その話題の一つに件の【お釣りに祝いの5円玉】の話をした。

食べ終わって会計をすませる時に、5円の釣り銭が必要となった。そう、天ぷらを食べたのです。またいつものごとくイタズラ心が湧いて来たので、母親から渡された《錦の紐付き5円玉》を釣り銭として渡した。

「さっきの話ですよ」

ってニヤリとすると、女の子はニコリ。

「ウチの親がどこかの長寿の方のお祝いでもらって来たらしいですよ」

と説明したら、

「じゃあ」

と、お母さんにその紐付きの5円玉を手渡した女の子。

渡されたお母さんもニコリ。でももっと嬉しそう。で、どうしたのかと思っていたら、

「今日は母の誕生日なんです」

とその女の子。

いやぁ、それはめでたい。「これでお母さんも長生き出来るね」ってみんなでニコリ。見事なおすそ分けが出来て、メデタシメデタシ。

よし、ガンバラナシませう。

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