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お釣りに祝いの5円玉

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

世はクレジットカードやなんとかペイが浸透しつつあり、いずれはキャッシュレスになっていくと思われるが、蕎麦宗は未だにアナログショップでいずれも使えない。

ご存知ない方もいるかと思うのでお伝えしておくと、カードにせよペイにせよ手数料を支払う必要があり、その負担は店が行う。ここがただでさえ単価の低い飲食店の苦しいところで、例えば一枚800円の盛り蕎麦が生み出す薄利から5〜10%の手数料を引かれたらどうなるのか。そう、ご想像で計算した通りです。

さて、そんなわけで時代に逆らって未だに現金オンリーなのですが、消費税を加えて計算するとどうしても5円玉が必要となる。実はこれけっこう面倒で、お客さんにも財布の中身をジャラジャラさせるご不便をお掛けしている。そして5円玉のような小銭への両替も手数料がかかるようになった。世は変わりゆくものです。

とある日、財布に入っていたからとの理由で、どこかで貰ったというお祝いの紐付き5円玉をよこしたお客様がいた。これはめでたい。今時、新築の建前で餅まきするところもなかろうになんの祝いのおすそ分けだろう。珍しいので有り難く頂戴してとっておいた。

ちょうどそこに常連さんの凄腕バーテンダー《BAR Aoki(旧・奈良橋)》の青木氏がいらしたので、そのお釣りの5円を渡す時に、紐付きのまま手渡してニヤリ。受け取った青木さんもニヒルな笑顔でニヤリ。こういうやりとりが通じるあたり、流石の青木さん、流石のバーテンダー。

「それならウチにもあるよ」って方、ぜひぜひお持ち下さいな。ただし、天ぷらの盛り合わせを食べないと、5円玉は必要となりません。

ふふっ、ガンバラナシませう。

*2020年現在のお話です

#釣り銭 #キャッシュレス時代 #手数料 #祝い銭

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