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チャリ鉄の旅 その6【三重編〜アマテラスへのご挨拶

旅するスーパースター、蕎麦宗です。チャリ鉄の旅もシリーズ第6弾!今回は伊勢神宮への参拝を中心に、三重県内を巡ります。

はじめに

2022年は妙な信仰心が芽生えた一年だった。

【チャリ鉄その3〜千葉編】にて訪れた二つの神社巡りをキッカケに、それらのお札を蕎麦打ち台の上へと神棚風に飾って、その参拝を日課に加えた。唐突な信心がいかがなものなのかどうかは分からないが、多くの経営者が同様の事をしている。それを思えばきっと良いことに違いなく、真似して損はないはずで、実際なんとなくだけどご利益が日々ある気もする。そうして日課となり続いているうち益々信心深くなるものだから面白い。

その後、【ふらりとほっつく神頼み】シリーズに書いたように、あちこちの神社へと詣でた。ここから思いついた企画が【レイラインツアー〜祈りの御来光旅】だ。西は島根の出雲大社をスタート地点として、鳥取の伯耆大山ほうきだいせん・京都の元伊勢神宮・琵琶湖の竹生ちくぶ島神社・富士山・相模の寒川神社、そして千葉房総の玉前神社をゴールとする、レイラインの直線上に並ぶパワースポットを繋ぐ総延長1200kmの自転車旅。これを2023年3月21日春分を最終日とする7泊8日の祈りの旅として考案したのは半年前の事だった。

レイラインとは御来光つまり日の出=《太陽=SUN》を指し、このカードを引いた話は【タロットで知った…】に書いた。個人的に《陽のようなか輝き》はきっと目指すべきテーマだと思っていて、【レイラインツアー】の詳細はそのうちに上げるつもりで少しずつ計画中。となると、その前に行かねば会わねばならぬ所がある。それが伊勢神宮と天照大御神アマテラスオオミカミ。と、書いたのは【富士浅間神社】をふらりとほっついた6月。

しかしながら、何故だかお伊勢さんへも三重県へも気が向かわず、先に【チャリ鉄その4〜滋賀編】で琵琶湖・竹生島近くへ行ったり、伊豆や相模界隈また遠州やあちこちの龍神様巡りをしたりと寄り道ばかり。ようやく12月の初旬に行くと決めたものの、天気予報が冴えない。1月に延期しようかなどと迷走しながら、あちこちの天気予報サイトと毎日睨めっこしてるうちに『これぞ太陽神=天照大御神!』。ようやくお許しになったのか、晴天マークが並んだ。よし、行くぞ!お伊勢参りだ。

こんなに直前となってしまったけれど、今回も準備を含め、旅が終わるまでを追記する形でお知らせして行きます。記事はクラファン価格で1000円。出発は2022年12月5日。そんなこんなで【チャリ鉄の旅 その4三重編〜アマテラスへのご挨拶】のはじまりはじまり〜。

準備

今回の目的は兎にも角にもお伊勢参り。【レイラインツーリング】への挑戦と無事を祈って、天照大御神へのご挨拶。そして三重県へ行くならと【太っ腹礼賛その2】に書いた、黒澤夫妻に会いにゆくことにした。2021年から始めたチャリ鉄旅も徐々に下調べが増え、最初の気まぐれな旅路から少しづつ《こなしてゆく感》が出てきてしまっている。なので今回はあえてノープラン。

ただ、三重県は長く、また隣接する県も多い。愛知・渥美半島経由のフェリー、奈良や和歌山からの熊野古道、愛知・名古屋からの湾岸工業エリア…などなど、どこから入るかによっては楽しくも厳しくもなりそう。そこで前回の【チャリ鉄その5〜滋賀編】でのまさかの失態をしたあの場所をスタート地点にする。読んだ方はご存知の通りのリアル間抜けっぷり。まだ読んでない方はぜひ。

今回もデジタル地図サイト《MAP FAN》が大活躍。本当に重宝してます。

よし、荷物まとめだ。このところ続いている暖冬とは打って変わって、予想気温は案外低く一桁。アンダーウェアを始め冬支度をして出掛けるとしよう。となると【スネゲショリソリ】も要らない。明日のアサは早い。さっさと寝よう。

冬支度でかえって少ない荷物

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