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わかもんとぶつかり稽古

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

このところ、なんでかなんだか若者わかもん達との接することが増えた。半世紀生きたオッサンにとっては、二十代半ば以下の年端となればさしずめ息子や娘。ただ、僕は自分自身に子供がいないので、そういう年代であっても《息子や娘》という感覚はない。

話をしていてフツーに友達感覚でいられるのは、《山羊や》という昔からお世話になっている定食屋のおばさん達の影響がある。僕らがまだ20代だった頃、年長者として説教する訳でもなく、友人として水平関係のままに接してくれた。また、常に人としての尊敬リスペクトを小僧・小娘の僕らにも与えてくれた。

それにしても。話していると熱くなってくるのか、その年代だからなのか、《会話》というより随分と熱心な《論考》めいてくる時がある。真っ直ぐなエネルギーがバチンと飛んでくるので、こちらもオチオチ気を抜けなかったり、真剣に応えざるを得ない。

まるで、相撲のぶつかり稽古のようで、これに関しては【サッカーはやめてしまったけれど15】の落合先生にさかのぼる。僕もずいぶんとストレートに意見をぶつけた記憶があるし、それを真っ向から受け止めたくれた。そりゃそうだ、ぶつかり稽古で『ねこだまし〜』や『肩透かし〜』なんてやったら、たまにはギャグで愉快だけど練習にならんからね。

きっと、若者達が真っ直ぐに接してくれるのは、そういうお年頃。そして自分もそんな歳になったんだなぁって、素直に嬉しくなった。あれから20〜30年経って、《山羊や》さんや落合先生のように成れているかな?、きっと成れているのだろう!と、『バチン』って、ぶつかり稽古に胸を貸して、土俵の砂の上で足の裏を俵まで滑らせている自分がそこにいる。

では、ガンバラナシませう。


#歳をとって良かったこと #大人になった瞬間 #忘れられない先生

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