米ラボ〜稲作研究会
旅するスーパースター、蕎麦宗です。
久しぶりにCLUB SOBASOネタを。
2020年2月にCLUB SOBASOが発足してからの2年半、《人が集まってはいけない》という風潮が醸されたコロナ禍にあって、《人が集まる=コミュニティ》を目的としたクラブとしては非常に活動が難儀で、それでも沈潜化して細々と様々な活動を続けてきた。
その中の一つに稲作研究会がある。一昨年、クラブ員の一人が関わっている《多田稲作研究会》に飛び入り参加させてもらって、一年間米作りを垣間見た。種籾から苗を育て、稲の成長を見守って収穫。頂いた《にこまる》は《おにぎり》にするととっても美味なる品種で、ちょっと手伝っただけなのに感慨ひとしお!。実に感動した。この話は【早起きは三文の徳】に書いた。
今年も5月に苗作りを手伝い、余った苗を3つ頂いた。せっかくだから自前でやってみたい。そこで、【人工沼に鴨が来た】に書いた、自宅前の休耕田を借りることにして、ご近所さんにご挨拶。子供達にも経験させたいと付け加えたら一つ返事で了解を貰えた。
さて田植え。正直言って初めての経験、そして田植え機はおろか一切の道具もない。よし、ここはCLUB SOBASOの理念通りに《遊んでなんぼ!》だ。仮に失敗して収穫ゼロでも痛くも痒くもないのだから、色々実験・体験してみよう!となった。
今時ならば少しググればYouTubeの一つや二つあるのは分かっているけれど、あえて不勉強で臨む。米だって植物、植えれば生えるし逞しく育ってくれるはず。急な日程設定にも関わらず、2名のCLUB員が参加してくれ、特に石井君は3人のお嬢さんを連れてのなんともほのぼの楽しい田植えとなった。
子供達の楽しげな声がこだまして、集落の人達が道行く度に眺めに寄ってくる。子供の力は偉大。ブユに刺されて泥まみれになること2時間、0.5反程の田んぼ一面に苗が植えられた。あちこちひん曲がったり歪んだり、下手くそなのはご愛嬌。これが昔ながらの《手植え》の良さとしておこう(汗)!。貸して下さった農家のお爺さんの話だと、収穫までに88回の世話をせねばならぬらしい。なるほどだから米(八十八)か!
しばらくは定点観測しながら、愛おしく我ら田んぼを見守ろと思う。CLUB SOBASOの稲作研究会略して【米ラボ】の始まり始まり〜。
さてと、ガンバラナシませう。
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