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ファシリテーションの型を持とう!

ファシリテーター Advent Calendar 2020 の19日目です。

今年はありがたいことに自分の本を出すことができました!僕がものごとをうまく考えるために使っている「考えるための型」を紹介する本です。

会議のアジェンダ決めやワークショップの設計をするときにもこの「型」を使っています。この本の執筆を通じて自分の「型」を生み出すことができてから多くのメリットを感じました。これからファシリテーションを始める方もベテランの方も、自分の軸となる「型」を持つと良いのではと思っています。

型を持つことのメリット

① 設計が楽にできる
自分の型 = 自分がやりやすい、効果の発揮できるプロセスだと考えています。まずは自分の型通りに設計をしてみる。そのあと微調整をする。ワークショップなどをこのように型を中心として設計すれば、スピーディーかつ抜け漏れのない形をつくりあげることができます。

② 他との差を感じることができる
世の中には様々なタイプのファシリテーターがいます。得意な武器、それこそ型となるプロセスも様々です。自分の型があれば、そういった他の人が行っていることと自分の型との差を感じ取ることが出来るようになります。自分の中に物差しが出来たような感覚です。

この差を感じることにより、自分の型に足りない要素や考慮すべき点などが見えてきて、さらに強力な型に育っていきます。

型を見つける方法

自分の型を見つけていくにはいくつかの方法があると思います。

① 本から見つける
世の中にはファシリテーションに関する書籍がたくさんあります。本を読み、まずは書いてある通りに実践してみるのがおすすめです。

そうするとうまくいく部分と、いかない部分が見えてくるはずです。うまくいく部分をよりうまく、うまくいかない部分はうまくいくように改善をしていくことで自分の型がだんだんと見えてきます。

※個人的なおすすめ本は「世界で一番やさしい会議の教科書」です

② 人から教わる
インプットは本だけではなく、人から直接してもらうこともできます。このAdventカレンダーの主催者であるgaoryuさんをはじめ、ファシリテーションに関するイベントを開かれている方もいるのでそこに参加するのも手でしょう。

そこで学んだことを実践し、ブラッシュアップしていきます。

③ 自分の経験から形づくる
また、自分の過去の経験からうまくいったファシリテーションやワークショップの場を思い出し、なぜうまくいったのか、うまくいったときの共通点は何なのかといったことを深掘りしていくと見えてくるものもあります。

こうしたふりかえりをするためにも、ファシリテーションの記録はとっておくと便利です

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スポーツにおいてもそれぞれの選手でフォームが異なるように、ファシリテーションにおいても各々が力を発揮できる「型」は異なると思います。自分の「型」を見つけ、それを伸ばしていくことをぜひ一度考えてみてください!

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