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コーチとクライアントの協働関係はていねいに作る

あたりまえのことは、やっぱり大事。コーチングにとってのそれは、コーチとクライアントの協働関係を築くことだ。

先日行われたストリートファイター5の最後の大きな大会、TOPANGA World Championship にて、圧倒的な強さで優勝したときど選手。彼はこの大会で、格闘ゲームでは珍しくコーチをつけていた。

コーチを依頼した経緯からどうコーチングをうけたかまで、動画内で具体的な説明がなされている。これをみて僕は、協働関係をうまく作っているなと感じた。

何ができるのかをお互いすり合わせるところから始まり、コーチングのやり方、やって欲しくないこと、もちろん報酬について、きちんと話している様子がうかがえる。

あたりまえのことが、大きな成果につながったのだ。

面白い話だなと動画を見ながら、ふと自分はどうだろうかと思った。

僕はアジャイルコーチとして、ソフトウェア開発チームをコーチングするのが主な生業だ。その時、依頼主とはもちろん期待のすり合わせを行うのだが、チームに対してはどうだっただろうか。

「こういうことをして欲しいです!」という声を集めることはあったが、ときど選手と立川選手のように、ていねいに話ができていただろうか。

チームとの協働関係の構築は、もっと深掘りしてもいいテーマかもしれない。

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