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1on1ならぬ1on2を始めた話

先日、「入社1年目の2人のメンターになって欲しい」という所属部署のリーダーからオファーを受け、初めてのメンターをすることになりました。

リーダー対2人という1on2の形で進めていたとのことなので、そのままの流れでまずはやってみています。現在、2回目が終わったところです。

1on2はインターネットで検索しても出てこなかったので、あまり事例がなさそう?(そもそも、今回の目的と1on1自体の目的が違うかも??)

手探り状態ではありますが、僕が実際にやってみたこと、感じている1on2のメリットとデメリットをご紹介しようと思います。

参考にしたこと

先日参加したこちらのイベントが大いに参考になりました。

「現場で役立つ1on1の原則」を胸に1on2に挑みました。
※とても参考になる資料なので、ぜひ見てみて下さい

1on2の目的

この1on2の目的として、

いつも働いているチーム外の社員と話すことで、知見を得たり、仕事でのモヤモヤをなくそう

ということをまずは掲げることにしました。
これはやっていくうちに変わってくるかもしれません。

初回にやったこと

👆こんな感じで、流れと話すことをあらかじめメモしてから実施しました。初回なので自己紹介的な内容です。

■1on1の説明
僕がメンターに選ばれた経緯と、この時間での発言や態度は評価に関係ないので安心して下さいということもお伝えしました。

■自己紹介
部署が同じとはいえほとんど初対面となるため、自分の経歴や仕事内容について軽く説明をしました。

■モチベーション・ポーカー
お互いを知るという意味でManagement 3.0のモチベーション・ポーカーというゲームを行いました。

これは、10種類あるモチベーションの源泉から、自分が大事にしているベスト3を決めて共有するというものです。

実際に行った結果が👇の写真です。好奇心旺盛なんだなとか、探究心が強いんだなとか、何となく人となりが見えてきました。

今回はアイスブレイクとしての狙いが大きいのですが、この内容も踏まえて1on2では接していければいいかなと思っています。

■今後について
1on2 or 1on1 のどちらが良いかを聞いたところ、

・先輩とだと緊張するので2人での方が話しやすい
・違う視点、観点が出るので学びがある

ということだったので、このまま1on2を継続してみることにしました。また、開催頻度は隔週がよいとのことなので、それも採用です。

■ふりかえり
モチベーション・ポーカーがかなり興味深かったようで、とても好評でした。とはいえ、今回の1on2の主旨とは異なるところなので今後の進行はもう少し対話する形をしっかり意識したいと思います。

2回目にやったこと

■Good & New
まずは軽くアイスブレイクです。
Good & Newは鉄板ですね。

■話したいこと出し
サムネの絵は、「この時間に話したい、質問したい、相談したい、アドバイスをもらいたいこと」を付箋に書いてもらったものです。アイスブレイクの後に3分ほど時間を取って考えてもらいました。

■話す
付箋の中から「これを話したい!」と思うものを選んでもらって、そのことについて話すというのを3回行いました。

時間は30分なので、各話題7分くらいですね。

詳しくは書けないのですが、仕事の進め方やチーム内での振る舞い方にモヤモヤしているようでした。

メンティーはお互い違うチームで違う仕事をしているので、具体的な話に踏み込んでしまうと片方が手持ち無沙汰になりそうで深堀りできず少しヤキモキしました。

■ふりかえり
・普段の仕事をふりかえる機会になるのでちょうど良い機会になった

・話す内容を最初に考えることで、意識していなかったモヤモヤについて話すことができた

という感想をいただき、概ね狙い通りに進められたので良かったです。ただ、片方の話に寄ってしまった感があるので少しそこは反省点です。

これは1on2のデメリットかもしれません。

まとめ

■1on2のメリット
・複数の観点が場に出る
・仲間がいる安心感

■1on2のデメリット
・片方の話にかたよることがある
・具体的な話に深堀りしづらい

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まずは幸先よくはじまった1on2ですが、まだまだ手探り感が否めません。コーチングやメンターの知識をつけつつ、双方にとって学びのある場にしていければなと考えています。

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