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Vol.49:自己紹介は「枠」を用意する

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『チームを整えるあれこれ』は、チーム作りに関する情報やノウハウを発信するニュースレターです。週のはじめに、筆者が先週のチーム作りの現場で重要なポイントだと感じたことと、チームを整えるあれこれな観点で気になった記事を紹介します。


✨ チーム作りトピック

けっこう機会があるのに、じつは難しいのが自己紹介。ぼくは、きばり過ぎたのか、新しい部署になった時の自己紹介で、頭が真っ白になってしまったことがあります。

ただ、名前を言うだけの自己紹介も、もったいない。これからの付き合いの長短にかかわらず、そのひとの人柄や経歴、スキルを知っておくことは、コミュニケーション・コラボレーションをうながします。

自己紹介で、「枠」を用意すると、けっこう、うまくいきます。肩肘張らず、有意義な自己紹介ができるのです。たとえば、自分の得意なことや大切にしている言葉・価値感・ものを、用意した枠に書いてもらいます。

これは、4枠バージョンです。

いろいろな会社が集まって、ソフトウェア開発を行うチームの、顔合わせの時に作ったものです。所属している会社と名前、チームにどう貢献するか、得意なこと、大切にしている価値感を書きました。

これは、5つバージョン。

XP祭りというイベントで、チーム作りについてのワークショップを行った際に、参加者同士で自己紹介をしてもらいました。

さいごに、9つバージョン。

真ん中に、名前を書く以外は自由に書く、ということをしました。ぼくも工夫して書きましたが、絵を描いたり、漢字1文字で統一したりと、それぞれの個性が出て面白かったです。

このように、枠を用意してあげるだけで、ただの自己紹介よりもお互いを知ることができます。準備もあまりいらないので、これからの季節にぜひトライしてみてください。

📝 気になった記事紹介

夫婦も「別の個人」だからこそ、「話し合い」の練習が必要 大学講師×気象予報士の夫婦が説く、家族のストレスとの向き合い方
https://logmi.jp/business/articles/326265

「家族」が「チーム」の最小単位という見方はおもしろい。実際、そうだ。夫婦の関係性から、学べることは多い。

現場に「組織のがん」と呼ばれた社長を変えたのは、“対立を歓迎する場” 見せかけの「仲の良さ」がもたらす本当のリスク
https://logmi.jp/business/articles/326292

問題、対立、摩擦がまったくない関係性はあやしい。これは、意思決定や多様性の観点からもそう。そこに潜むリスクを回避するためにも、見えない対立の表面化は重要だ。

チームビルディングになるワークショップ10選|タックマンモデルの段階ごとに紹介
https://ikusa.jp/2022032527977/

はじめて見たワークが何個か。タニモク、よさそう。

🍵 編集後記

先週は、2泊3日で福岡に出張、土曜日は前職の後輩の結婚式に参列と、なかなかハードな1週間でした。体はつらくとも、お祝いもでき、昔の仕事仲間とも話ができ、みんな元気そうで良かったです。

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