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百年前のレンズ ROUSSEL Paris

百年前のシネマカメラについていた ROUSSEL Paris F3.5 (20mm)を入手した
ので、デジカメにつけてみました。
取り合えづはマイクロフォーサーズのLumix G3です。
本来はフランス製のPathe Baby という9.5mm幅のフイルムを使うシネカメラです。 
このレンズ、取り付けフランジを除くと直径18mm程度のとても小さなレンズですが絞りもついています。
しかし、その寸法に違いイメージサークルは広くAPS-Cでは隅が切れる程度、マイクロフォーサーズでは切れることはなく写せます。

夕方ですが、電線がシャープに描写されています。色も鮮やかです。

マウント改造に際しては、取り合え写りを見たかったので簡易にC-マウントアダプターを加工してしたものに仕立てました。
ただしレンズにヘリコイドがないので、取り付けネジを緩めてフォーカスしています。

レンズネジを緩めて近接

絞りはすべて解放だと思います。絞りの操作はあまり使いやすくありません。
しかしノンコートの百年前のレンズの描写に驚愕です。


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