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トランス脂肪酸と乳がんの関連

トランス脂肪酸が体に良くないというのは、もうすでにご存知の方も多いですよね。 一応おさらいです。

【トランス脂肪酸】

植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じます。
また、天然でも、牛などの反すう動物に由来する乳製品や肉に含まれています。

厚生労働省の発表は下記の通りです。

平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。

また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められていますが、糖尿病、がん、胆石、脳卒中、認知症などについての関連は分かっていません。

こうした研究結果は、トランス脂肪酸の摂取量が、平均的な日本人よりも相当程度多いケースの結果であり、平均的な日本人の摂取量においては、これらの疾患リスクとの関連は明らかではありません。

厚生労働省

厚生労働省によると、「がんとの関連」はわかっていないとされていますが、2021年3月に乳がんのリスクが上がるとの論文が発表になっているので、ご紹介いたします。

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