Voicy ワーママはるラジオのメモ #55 子供の躾や会社でも使える動機づけ

コケツです。ようやく週末ですねーー。
さて、今日のはるラジオメモは動機づけについて。
うちでは夫も私も長女によく「早くご飯食べないと、一緒に寝ないよ!!」というフレーズを使う事が多く、これは・・・だめだ・・・と思いました。
早くご飯を食べる事と、一緒に寝る事、全然関係のない話ですよね。
薄々良くないよなーとは思っていましたが、これからは言い方に気をつけよう。

この内容を聞いて思い出したのは、友人が講座を受けていた「親業」について。親業=「親業訓練」とは、米国の臨床心理学者トマス・ゴードン博士が開発したコミュニケーションプログラムで、カウンセリング、学習・発達心理学、教育学など、行動科学の研究成果を基礎にしているというもの。
この中に、「お決まりの12の型」という、子どもの考える力を育てるのに効果のない対応を12に分類したものがあります。

例えば、子どもの 「勉強ヤダ。。。やりたくない。。。」に対して
1.命令・指示 (子どもに何かをするように(しないように)言う)
「そんなこと言わないの!みんなやってることよ」
「何バカなこと言ってるの!勉強はちゃんとしなさい」

2.注意・脅迫 (子どもにあることをすればどんな結果になるかを言う)「そんなこと言ってると、成績下がっちゃうわよ」

3.説教 (子どもに何をすべきか、しなければならないかを言う)
「嫌だからってやらないという訳にいかないでしょ・・努力しなきゃ」

4.提案 (子どもに、問題解決の、助言、提案を与える。親が解決策を出してやる)
「わからないなら、補習受けてみたら?」

5.講義 (情報・論理・親自身の意見などを説明する)
「勉強出来ることは幸せなことなのよ。世の中には勉強したくても出来ない子が沢山いるのよ」

6.批判・非難 (子どもに対し否定的な判断・評価を下す)
「あなたは弱音吐いてばっかり!」
「怠け者なんだから・・本当に困ったものだわ」

7.同意 (子どもの意見に同調したり、肯定的評価をする)
「そりゃそうだよね。勉強は嫌よね。私もそう思うわ」

8.はずかしめる (悪口を言う・ばかにする)
「ちゃんと勉強してる人が言うんならわかるけどね~」
「弱虫の言うことね」

9.分析 (子どもが何故そういうことを言ったりやったりするのか、その原因を分析する)
「授業をちゃんと聞いてないから、わからなくて、それで嫌なんじゃないの?」

10.激励・同情 (なぐさめて、今の気持ちを変えさせようとする)
「明日になれば、またちがったふうに感じるんじゃないの」
「あなたはやれば出来る子よ。今頑張れば楽になるよ」

11.質問・尋問 (親が判断するために、情報を子どもから得ようとする)「いつからそんなふうに思うようになったの?」
「何の教科が嫌なの?先生は誰?先生に何か言われたの?」

12.ごまかす (注意をほかへそらそうとする。冗談でまぎらわせる)
「まあいいじゃない。もっと楽しいことを話そうよ」
「とりあえず、ご飯食べちゃいなさい」

これらの代わりに、「はっきりと何も言わない反応」を取り
1.繰り返す
2.言い換える
3.気持ちを汲む

という方法を取ることが良いということです。
(例文等コチラのサイトより抜粋)

12の型のうち、よく1と2をやってしまっている私・・・。
特に余裕がなくなる夕方から夜にかけては、声を荒げることが多く、日々反省。
せっかく縁があって私のもとに生まれてくれた子供。
出来るだけ自己肯定感と自己効力感を高めて世に出してあげたい・・・。
子供を持つと、本当に色々内省することが多いです。日々勉強・・・。

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