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私がほしいのはニュートラルで穏やかな時間。〜私の”最高の1日”を考える〜

仕事をし過ぎた結果、ただいま休職中。
カウンセリングで「どういう自分でいたいか」と投げかけられるのだが、抽象的な問いのため雲を掴む気持ちになり、「具体の生活で考えたらどうなるだろう?」と思っていた。そんな時にたまたまmy bestday noteというノートを見つけた。

「my bestday note」は、人生の舵取りをしていくための、少し先の自分に渡す手紙のような羅針盤のようなお守りのような1冊です。
「最高の1日」とは人生史上最高の一瞬ではなく「ああ、こんな人生がよかったんだ」とじんわり噛みしめるような、そんな毎日のこと。
このノートには自分にとっての「最高の1日」へ向かっていくための書き方や考え方のポイント、具体例など一緒に伴走できるノウハウを惜しみなく詰め込んでいます。
これからの暮らしや仕事、人生のあり方について1度立ちどまって考えてみたいなと思っている方に手に取ってもらえたら嬉しいです。

https://mybestday.base.shop

今の私にちょうど良いかもしれないと思って購入。1回目のワークを備忘録がてらnoteにもまとめておく。

最高の穏やかな1日


6:00

 目覚ましの小さな音で目が覚める。隣に並ぶ夫の寝顔を眺めた後、起こさないように静かにベッドを出る。朝は私をニュートラルな状態にする大切な時間だ。ダイニングに行ってカーテンを開けた。青い空と青々とした緑の木々を体いっぱいに浴びる。  朝ごはんはふかふかの食パンとミニサラダ・目玉焼き。いつも変わらないメニューだけど、落ち着く定番を作る作業自体が私にとっては大切。最近はコーヒーを淹れるのもマイブーム。
 顔を洗うときに服を濡らす不器用なので、パジャマのまま朝ごはんを食べる。BGMにはYoutubeで北欧の暮らしの道具店の番組かPodcastで安住紳一郎の日曜天国のお気に入りの回を流している。真剣に聞いてるわけじゃないけど、好きなものが流れているだけでなんとなーく穏やかな気持ちになる。

6:30

 食器類を洗い終えてスキンケアとお着替え。スキンケアは特別気を遣っているわけじゃないけど、お決まりのルーティンをする中で「ちょっと顔色悪い?」など異変にも気づくことができ自分の調子を知るケアタイムでもある。パックをしている間に、前日に決めて出しておいたコーディネートで大丈夫そうかお天気アプリをチェック。コーディネートに合わせて、ピアス・指輪・口紅・髪型を決める。クローゼットの中は厳選した好きなものしか入ってないし、前日に選んでいるので慌てることもなくご機嫌な自分になれる。気分はセーラームーンの変身シーンだ。

7:00

 洗濯機を回した後、コーヒーを飲みながらひとり遊びタイム。昨日の日記やプライベート用のnotionを眺めながら「これ深めたら面白そうだな」と思うものをピックアップ。今日は『高揚感と幸せって似て非なるものでは?』。通勤中にも考えて遊べるように、情報カードにメモしてポケットに忍ばせた。

7:15

 お通じを済ませてさっぱりした後、ギリギリまで寝たい派の夫に声をかける。健康のためにはもう少し早く起きたほうがいいと思うんだけど、お互い大人なのでそこは割り切る。

7:30

 家を出発。最寄り駅までバスも通っているけど、健康のために歩いて駅まで。夫とぽつりぽつりと話したり、静かな朝の街中に溢れる小さな音に耳を澄ませるのも好きだったりする。
 電車に乗ってからは考え事するか読書するかボケーっとするか。大事なのは選択肢があること。今日は読みかけのエッセイを読んでいた。いつでも読みたい本がカバンでお供してくれているのは幸せなことだ。

9:00

お仕事開始。
*お仕事については「はて?」と妄想が止まってしまうので要素だけ。

・集中タイムと雑談タイムのメリハリがある
・メールやslackは私のペースで返す
・集中力が切れたらお散歩へ
・18時にはMTGが終わって、ラスト1時間は今日の棚卸しをして明日以降をスムースに迎えるためのクールダウンタイムにする

19:00

 退勤。今日は習い事の書道に寄る。心を落ち着けて文字と向き合うのは無心になれるのが良い。子供の頃も習っていたけど、あの頃は言葉の意味も分からず「書き方を真似ること」に終始していたけど、年齢を重ねてお題の言葉の意味にも思いを馳せられるようになった。クラスメートとはすごく積極的な交流があるわけではないけど、仕事の人格とは別なコミュニティがあることも自分を安定させてくれる。
 習い事がない日はまっすぐ帰る時もあれば、本屋さんやウィンドウショッピングしたり、ゲームセンターによって1回だけお気に入りの音ゲーをすることも。その時の気分で選択肢があることが嬉しい。

帰り道、歩いていると朝メモしていた『高揚感と幸せって似て非なるものでは?』につながる考えがふと浮かんだので携帯にメモしておいた。

20:30

 帰宅。カバンとお財布の中を整理して、余計なものをなくしたフラットな状態に戻す。夕飯は先に帰宅していた夫が手をつけてくれていたので、私は洗濯物を畳んだり部屋にクイックルワイパーをかけて他の家事をしておく。
 ダイニングで向き合いながら今日あったことを話してご飯を食べる。夫とは職種が全然違うので仕事の話だと何を言っているかは半分くらいわからないんだけど、楽しそうに話す顔を見てこちらもにっこりしてくる。今日は夫がご飯を作ってくれたので私が洗い物。食後はリビングに移動してふたりでお茶を飲みながらお互い好きなYoutubeチャンネルの更新を見る。ツッコミを入れながらその延長でどうでもいい話をする。

21:30

 私の大切なひとり時間。この時は夫もそっとしておいてくれる。書斎で今日の日記をつけながら、自分の思考を整理していく。日記はお気に入りのノートとペンで手書きで書いているけど、後から見返すと精神状態によって字の綺麗さが全然ちがうから読み返すと笑ってしまう。面白いと思ったことは単独で考えを深めてnoteへ。外に発信する過程で考えを広げたり、調べることで知識が深まることが楽しい。

22:30

 お風呂へ。昔はスマホを持ち込んで動画やビジネス書を読んでいたけど、今は何も持たずのんびり入って、身体をほぐしたり気持ちを無にすることを大切にしている。お風呂上がりのスキンケアも特別高いものは使ってないけど、一つ一つの動作を丁寧にすることで自分を労っていく。

23:00

 本を持って寝室へ。クローゼットアプリを見ながら明日の服装も決めてしまう。大きな会議などもないので、カジュアルな服装で行くことにした。これなら指輪もポップな感じにしちゃおうかな。
 寝転がって本を読んでいると、しばらくして夫も寝室にやってきた。電気を消して二人で天井を向きながらおしゃべり。暗くて何も見えない状態だと、ちょっと真面目な話や聞いてほしいこともするっと出てくるから不思議だ。聞いてもらったことに安心して眠りにつく。

穏やかな1日を支えるカバンの中身


✅荷物は最低限かつ厳選されたもので構成されている。どれも使っている年数が長い。
✅仕事関係のものはバックインバッグでまとめた上で、トートバックに入れている。

パソコン
書類入れ
名刺入れ・入館証
お守りポーチ(リップ・鏡・櫛・薬)
文庫本かkindle
お財布
キーケース
考えるひとり遊びグッズ(メモ帳・ペン・情報カード)

書いてみてのメモ


  • 仕事を頑張り過ぎてしまって休んでいるという今の状況もあるだろうが、大きなイベントよりも浮き沈みの少ないフラット・ニュートラルな状態を求めているのだなと感じた。

  • 後から読み返してみて「随分慎ましやかな理想だな」とも思った。理想を描く事に慣れてない側面も大きい気がするので、3ヶ月後に改めて書いてみたい。どんな変化が生まれるだろう?

  • 仕事が好きでそこに時間を注ぎたいと思っていたけど、本当は仕事とプライベートを分けたいのかもしれない。というよりも、結婚してから仕事以外の楽しみをたくさん知ったから、それらも大切にしたいのではないか。

  • 「自分の時間を確保する」ということができれば、理想に近い生活を送れる気がする。ついつい求められることに対応してしまい、自分の時間の確保の優先順位を下げてしまうが、どう行動に落とし込めばいいんだろう。


考えてみた理想が理想で終わらないように、ちょっとずつ変化していけますように。

参考リンク



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