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アイドルが好き。That's all! I'm out

24歳、東京都一人暮らしOLのあたしの生活は、
アイドルに支えられている。

気づけばのめり込んでいた、欅坂46。
今ではLIVEは欠かさず応募し、当たれば一人だとしても、
たとえそれが富士急だとしても、喜んで向かっていた。
大阪公演のライブビューイングではひとり号泣した。
毎週深夜冠番組は、視聴しない週はない。


欅坂にはまったのは、2017年の紅白歌合戦がきっかけ。
当時披露された曲の終了後、ステージで3人が倒れた事件があった当時。
https://www.asahi.com/articles/ASKD07SMHKD0UCVL008.html

歌っていた曲は「僕は嫌だ!」とサビ前の叫びが印象的な
不協和音。アイドルらしい笑顔は一切なく、
歌詞も反抗的で生意気で、彼女たちを知らない大人からしてみれば、可愛くない。

そんな中、なぜこの人達は、アイドルをやっているのだろう。
曲前のインタビューも、積極的には見えなくて、
売り出し中のアイドルの勢いとかは感じられなかった。
それでも、なぜ倒れるまでのパフォーマンスをして
テレビにいるのだろう。

なんて上から目線に思ったことがきっかけ。
そこからは目が離せなくなってしまった。

アイドルとしてはアウェイな曲のパフォーマンスをしているとき。
バラエティーで馴れないノリに、乗り切れないとき。

それでも、何かを伝えようと、
パフォーマンスをしている必死な姿。
時に、革靴を片方脱いで回したり、
髪も振り切ってたり、人を押し付けたり。
手を抜いてそうなメンバーなんて一人もいなくて、
曲を通して必死に訴えてくるものがグッとくる。


女性アイドルグループは残酷なことに活躍できる期間にリミットがある。
10代後半から20代前半までが大体活躍しているボリュームゾーン。
20代後半には卒業していくメンバーがほとんどだ。

特に平成以降にはやっているグループという形式で
アイドルが注目されてからは、卒業形式が一般的になったんじゃないかと思う。
卒業して、引き続き芸能界で活躍する多くは、
グループ在籍中に、自らの得意分野を見つけ、アピールする必要があるようだ。

そんなリミットのある中、かつグループにはメンバーがいる中で、
自分のことも、グループのことも考えては
必死に自分に出来ることを探して。
欅坂として全員で何か伝えようとしている純粋さ、懸命さには、
いつもハッとさせられる。


所属する組織に飲まれ過ぎてはいないか、
自分は役に立っているか、
でもそれは自分のやりたいことか?ありたい姿か?

日々、曲を聴いては問いかけられます。
どんな人にもあたるんじゃないかな?


というアイドルに支えられる24歳でした。

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