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期待のリチウムイオン電池材料『カーボンナノチューブ』 の概況

はじめに

カーボンナノチューブは、高強度、高熱伝導性という優れた特性を持つナノ材料で、その川下用途は主に新エネルギー自動車産業、3Cデジタル産業、半導体産業、電力インフラなどの分野をカバーしている。 カーボンナノチューブの大規模な商業用途の需要は、主にリチウム電池と導電性プラスチックの添加剤。そして現在世界の需要の80%以上はリチウムイオン電池が占めている状況。 世界最大のリチウムイオン電池市場の中国ではカーボンナノチューブは「1000億元の新素材の台頭」とも称賛されている。 本文では、その詳細について記載する。

筆者とコンテンツに関し

同内容は、そーなんだ化学の中の人間(職業※総合商社でリチウムイオン電池関連の仕事を担当)が仕事上、複数の公開データを参照し有用だなと思った情報を選んで提供しております。特にリチウムイオン電池やEV関連の情報はその市場成長速度からも世界の最先端情報は中国に集まるケースが多く(全てというわけではないですが)仕事柄それらの情報を大量に仕入れ、有用なものをお客様にも共有しているのですが新エネルギーに興味をお持ちの方も多くいらっしゃるかと思いより多数の方にアプローチできるSNS上での発信を重ねることで日本全体の産業支援になればと思っております。
実際に同業界で実務をやっておりますので、的外れな内容ではないかと思いますが中国の公開情報である事や翻訳の正確性の問題、また筆者が技術出身ではなく商社という背景からも、基礎調査の一つとしてご利用頂ければと思います。また元ネタの構成上、私自身でなるべく違和感の無い様に編集しておりますが、日本語訳をするとどうしても文章として違和感が出てしまう部分も含まれる事ご理解頂ければ幸いです。同レポートを読んで全然参考にならない!!と言う事でしたら返金にも応じますので、お気兼ねなくお申し付けください。

特典

記事内に埋め込んでいるグラフやマーケットデータのPPT版、及び記事全体のWORD版を下部に添付しております。ご購入頂いた方は自由にダウンロード頂き、社内展開用、自身の報告書に活用、自学用などご都合の良い形で編集して利用頂いて構いませんので、ご活用下さい。

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