【読書メモ】「変身」
こんにちは。SOです。
フランツ・カフカの「変身」を読みました。
上記の通り、無料なので読みました。笑
最近はKindleで本を読むことが多くなってきたのですが、青空文庫が無料で読めるということを妻から教えてもらいまして。
「変身」自体は有名な作品ですが、実は読んだことがなくて、よい機会なので読んでみました。
主人公が突然「虫」になるという出来事から始まり、彼を取り巻く家族の環境が変化していく様が描かれるのですが、そもそもこの「虫」が暗喩なんですよね。「虫」をどのような存在と捉えるのかを考察しながら読み進めるのは、ほんとに楽しかったです。
また、作中の表現として、「虫」の様態を明確に描いていないところや、一人称視点から徐々に神の視点に切り替わる部分などは、読んでいてニヤニヤしてしまいました。
この本の考察は色んな人に語り尽くされているので、それらを見て満足感を得ようと思います(笑)
この作品、映画化もされているようなので、今度機会があれば鑑賞してみようかなと思います。
(かなり後味の悪い作品らしいですが…)
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