今週のラグビーニュース#39
こんにちは!現役ラガーマンジャーナリストの岸岡智樹です!
今回は今週のラグビーニュースシリーズ第39弾です!!
今週6月7日~6月13日の1週間に起こったラグビーニュースをお届けします!!
〇日本代表36名選出
日本ラグビー協会は13日、16日からの欧州遠征(スコットランド、アイルランド)に向けた日本代表メンバー36人を発表しました。
メンバーは以下の通りです。
●フォワード(21人)
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稲垣啓太(パナソニック)
ヴァル アサエリ愛(パナソニック)
垣永真之介(サントリー)
具智元(HONDA)
クレイグ・ミラー(パナソニック)
森川由起乙(サントリー)
<HO>
坂手淳史(パナソニック)
庭井祐輔(キヤノン)
堀越康介(サントリー)
<LO>
長谷川崚太(パナソニック)
ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)
ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機)
ジェームス・ムーア(宗像サニックス)
<FL>
小澤直輝(サントリー)
ベン・ガンター(パナソニック)
ジャック・コーネルセン(パナソニック)
ピーター・ラブスカフニ(クボタ)
◎リーチ マイケル(東芝)
<No.8>
テビタ・タタフ(サントリー)
アマナキ・レレイ・マフィ(キヤノン)
※姫野和樹(ハイランダーズ/トヨタ自動車)
●バックス(15人)
<SH>
荒井康植(キヤノン)
齋藤直人(サントリー)
茂野海人(トヨタ自動車)
<SO>
田村優(キヤノン)
松田力也(パナソニック)
<WTB>
高橋汰地(トヨタ自動車)
シオサイア・フィフィタ(近鉄)
セミシ・マシレワ(近鉄)
レメキ ロマノ ラヴァ(宗像サニックス)
<WTB/FB>
ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)
※松島幸太朗(クレルモン)
<CTB>
シェーン・ゲイツ(NTTコム)
中村亮土(サントリー)
ラファエレ ティモシー(神戸製鋼)
<FB>
山中亮平(神戸製鋼)
〇Janan XV vs Sunwolves
1年8か月ぶりの日本代表の結成と、601日ぶりの実戦が行われました。
その対戦相手はSUNWOLVESだ!
ラグビーの国内で活動する選手を選抜した「サンウルブズ」は12日、静岡・エコパスタジアムで日本代表との強化試合に臨み、17―32で逆転負けを喫した。不利という前評判を覆して前半は14―3とリード。好ゲームを演出し、ファンを喜ばせた。
僕自身の試合会場に行かせていただいたのですが、久しぶりのラグビーの試合だと感じました。
約1年8カ月ぶりの日本代表戦、観衆は1万8434人。声援自粛も、会場で配布された応援ボードをハリセンとして活用し、一体感が生まれた。リーチは場内インタビューで「待ちきれなかったです。やっと皆さんの前でプレーできてうれしいです」。CTB中村も「お客さんが半分入っている状況でラグビーできるのは、幸せなことでした」と感謝を口にした。
前半のスコアを考えると、事前の下馬評では不利だったサンウルブズが14-3でリードする展開でした。
そんなゲームメイクをした山沢選手の記事です。
今回の日本代表入りを逃したサンウルブズのSO山沢拓也(26)=パナソニック=が多彩なキックで代表を慌てさせた。最初のトライも山沢が蹴ったボールを自ら追い、絶妙なタイミングで仕留めたタックルから生まれた。「楽しい80分間だった。楽しめた結果、思い切りのいいプレーができた」。
〇オリンピックの行方は!?
サッカーの欧州選手権が開幕した。11日にローマで行われた開幕戦(イタリア3-0トルコ)のスタンドに響いたのは、両サポーターの大歓声。スタンドだけではなく、ベンチのほとんどもノーマスク。数時間前に無観客で行われた日本代表のセルビア戦とは明らかに違う雰囲気だった。
先週のこのテーマを取り上げました。
全国が気になっているのは、ワクチン接種の話と東京五輪の話ではないでしょうか。
どのような開催方法になるのか、また開催はないのかは僕にはわからない話しですが、準備している選手を知っている立場からするとせめてチャンスだけでもと思ってしまいます。
それに、土曜日行われた試合を観に言った感想としては、本当にたくさんの人が試合を楽しみにしているということです。
ラグビー日本代表が12日、静岡・エコパスタジアムでサンウルブズと強化試合を行い、32-17で逆転勝ちした。史上初の8強入りを果たした2019年ワールドカップ(W杯)日本大会以来、601日ぶりの代表戦。主将のFLリーチ・マイケルら当時のメンバー13人が先発に名を連ねた。1万8434人の観衆が集まった一戦。選手たちは「待ち切れなかった」「本当に幸せ」と感謝した。
〇どうなる大学ラグビー?
トップリーグが盛り上がり、終幕した後の代表戦を見るとラグビー好きの矛先が学生に向くのも時間の問題でしょうか。
興味をそそられる記事がありました。
「最後のトップリーグ」が終わり、ブリティッシュ・アンド・アイリッシュラインズとの歴史的な一戦に向けて日本代表が合宿を続けている。日々の生活の中にラグビーが戻ってきた。その中で、大学ラグビー界も新たなシーズンが始まっている。
大学ラグビー界は、永遠に続くかとも思えた帝京大学の連覇が9で途絶え、過去3シーズン、東西の伝統校3校が代わる代わる大学王座につく戦国時代となっている。
僕自身もついこの間まで学生だったので、学生ラグビーは本当に注目です。
帝京大学の9連覇という偉業のあと覇権をとったのは、明治大学、早稲田大学、天理大学の順でした。
連覇、そして伝統校の優勝、待望の関西勢の優勝。
これだけ聞いても今年の覇権争いが熾烈なことを感じていただけるのではないでしょうか!?
現在は春季大会が行われていますので、是非チェックしてみてください!
〇その他のニュース一覧
「毎年、優勝を狙えるチームに」という目標を掲げて、母校である明治大学ラグビー部の指揮官に就任、見事にV字回復させたのが田中澄憲(きよのり)監督(45)だった。2017年にヘッドコーチに就任、いきなり全国大学選手権決勝に進出し、監督となった18年度は22年ぶりの日本一に導いた。その後の2シーズンも関東大学対抗戦で連覇し、大学選手権では準優勝とベスト4と手腕を発揮した。惜しまれつつも5月末で退き、6月から大学時代の一つ先輩だった神鳥裕之氏(46)が新たに監督に就いた。
流通経済大学ラグビー部に多数の新型コロナウイルスの感染者が出る事態が起こった。
同大によると、10日に龍ケ崎キャンパス(茨城)に通うラグビー部の学生6人にPCR検査の陽性反応が出た。それを受けて、管轄保健所の指導により、濃厚接触者としてみなされた学生(全部員)、スタッフにもPCR検査を実施し、11日に新たに70人の陽性者が確認され、陽性者は計76人となった。同部は活動を停止し、全部員の外出自粛などの措置を取った。さらに部員の通う龍ケ崎キャンパスを26日まで閉鎖する。
「THE ANSWER」が各スポーツ界を代表するアスリート、指導者らを「スペシャリスト」とし、第一線を知る彼らだからこその視点でスポーツ界の話題について語る連載「THE ANSWER スペシャリスト論」。スペシャリストの一人として、ラグビーの世界的名将として知られるイングランド代表ヘッドコーチ(HC)、エディー・ジョーンズ氏がラグビー界のトレンドから自身の指導論まで、定期連載で明かす。
ヤマハ発動機は来年発足のラグビーの新リーグに向け、チーム運営を事業化するための新会社を設立する。チケット販売やスポンサー獲得などで収益化を図るとともに、地元の静岡県で地域貢献活動を行う。事業会社の設立は日本のラグビー界では初めて。他競技を含めてもプロリーグに所属しない企業チームが会社を立ち上げるのは珍しい。
いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。