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今週のラグビーニュース#31

こんにちは!現役ラガーマンジャーナリストの岸岡智樹です!

今回は今週のラグビーニュースシリーズ第31弾です!!

今週4月12日~4月18日の1週間のラグビーニュースをお届けします!!


〇2021年度男子日本代表候補選手選出

男子日本代表候補選手52名とチームスタッフを決定いたしましたので、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチのコメントおよび今後のスケジュールとともに、下記の通りお知らせいたします。

ここから35名に絞られ、6月26日にブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと対戦することになる。

トップリーグ2021のリーグ戦を終えた翌日の4月12日、2021年度の男子日本代表候補選手52名が発表された。その中でキャップを持っていないメンバーは21人。トップリーグのプレーオフが終わった次の日の5月24日に発表される、35人に選ばれるのはだれか。そして、初キャップを飾るメンバーは現れるのか。


6月26日に日本代表と対戦し、その後、南アフリカへ遠征するブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのウォーレン・ガットランド ヘッドコーチが、4月13日、コーチングスタッフを発表した。
4年に一度結成されるドリームチームに、スコットランド代表指揮官のグレガー・タウンゼンドがコーチとして今回初めて加わることになり、アタックを担当する。名スタンドオフだったタウンゼンドは、1997年に選手としてブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズに参加した経験がある。
同じくスコットランド代表からはディフェンスコーチのスティーヴ・タンディも名誉ある任務を与えられた。


〇トップリーグプレーオフトーナメント開催

今週末17日、18日にプレーオフトーナメントが開幕しました!

1回戦は以下の4試合

豊田自動織機 vs NECグリーンロケッツ
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs コカ・コーラレッドスパークス
宗像サニックスブルース vs 近鉄ライナーズ
清水建設ブルーシャークス vs 日野レッドドルフィンズ


豊田自動織機 vs NECグリーンロケッツ

トップリーグ2021は、レギュラーシーズンを終え、最終順位決定戦のプレーオフトーナメントに入る。コロナ禍で短期決戦となり、敗者復活戦などはなく、負ければシーズン終了というノックアウト方式のトーナメントだ。1回戦は下部リーグ「トップチャレンジリーグ(TCL)」の上位4チームがトップリーグ下位4チームに挑む。


三菱重工相模原ダイナボアーズ vs コカ・コーラレッドスパークス

2月20日に開幕したラグビーの国内最高峰リーグ、『ジャパンラグビー トップリーグ2021』は7節に渡るプールマッチを終え、今週から下部リーグにあたるトップチャレンジリーグの上位4チームを加えた20チームによるプレーオフトーナメントに突入する。1回戦ではレッド、ホワイト両カンファレンスの7、8位が、トップチャレンジの1~4位と対戦。トップリーグ勢にとってはプライドをかけた絶対に負けられない一戦、トップチャレンジ勢にすれば1年をかけて照準を定めてきたまさにチャレンジの機会であり、白熱したゲームになることが期待される。


宗像サニックスブルース vs 近鉄ライナーズ

2月20日(土)に開幕した「トップリーグ2021」は全7戦のリーグ戦が終了。
いよいよ下部トップチャレンジリーグ(TCL)4強を加えた全20チームによるプレーオフ・トーナメントに突入する。
1回戦ではレッド・ホワイトの両カンファレンスの7・8位チームが、TCL4チームの挑戦を受ける。
4月18日(日)は、たけびしスタジアム京都で、TCL4位通過の清水建設が、1勝5敗でホワイトカンファレンス7位だった日野に挑戦する。


清水建設ブルーシャークス vs 日野レッドドルフィンズ

ジャパンラグビートップリーグは今週末から、トップリーグの16チームにトップチャレンジの上位4チームを加えた20チームによる一発勝負のプレーオフトーナメント。4月17日(土)18日(日)に1回戦4試合が行われる。
18日(日)は東京・秩父宮ラグビー場で、レッドカンファレンス8位の宗像サニックスブルースと、トップチャレンジ2位の近鉄ライナーズが激突する。


〇ラストトップリーグ新人王は誰の手に!?

2003年に始まったこのトップリーグですが、今シーズンで最後の大会となってしまいます(来シーズンから大会形式等変更予定)。

毎年年間の結果を踏まえ、それぞれ賞の発表があり、その中に「新人王」というタイトルがあります。

読んで字のごとく、新人で一番活躍した選手に贈られるこの賞ですが、今年はイレギュラーなことがあり3学年がこの選考対象となりこれまでにない激戦となっています。

そんな今年の新人王争いをプレーオフ前にまとめた記事が公開されていました!

プレーオフの活躍も評価される新人王は今季、昨年4月入社のルーキーに加え、加入2年目の選手も対象になる(昨季が中止となったため)。さらには今年4月1日に解禁となった大卒新人も対象だ。ここでは新人王の可能性がある3代で、トップリーグ2021リーグ戦に出場を果たした全選手をピックアップする。*今回はホワイトカンファレンスの選手のみ
トップリーグ2021もリーグ戦が終わり、今週末からプレーオフトーナメントに突入する。プレーオフの結果が加味されない個人賞3つは4月11日に発表された。


〇2季ぶりの関東大学春季大会実施へ

チームにとっても選手たちにとっても、嬉しい試合機会が戻ってくる。
昨年はコロナ禍の混乱の中で中止となった関東大学春季大会が2季ぶりに開催される。
4月12日、関東ラグビー協会が日程を発表した。


〇その他のニュース一覧

ラグビーのヨーロッパクラブ王者を決める「ハイネケン・チャンピオンズカップ」は、先週末に準々決勝の4試合がおこなわれ、松島幸太朗が所属するASMクレルモン・オーヴェルニュは現地時間4月11日、地元のスタッド・マルセル・ミシュランで同じフランスチームのトゥールーズと対戦、12-21で敗れた。
松島は背番号15をつけ先発フル出場。雨による難しいコンディションのなか、両チーム通じて最多となる11回のボールキャリーで79メートルゲインするなど鋭い走りを見せた。キックも落ち着いていて、守りでは、カウンターを仕掛けた相手FBのマクシム・メダールを1対1で止めるビッグタックルもあった。


3試合連続の先発出場となったハイランダーズのNo・8姫野和樹(26)が、前半15分に移籍初トライを決めた。
ブルーズに3―7とリードを許して迎えた前半15分、敵陣深くでペナルティーを獲得すると、SHアーロン・スミスがクイックタップで仕掛けてインゴールに迫りラックを形成。最後は姫野がディフェンス2人を力強く押し切って、逆転トライを奪った。姫野のスーパーラグビーでのトライは、サンウルブズ時代の18年4月のワラタス戦以来、3年ぶり通算3トライ目となった。


早稲田大学ラグビー部を3年間にわたって率いた相良南海夫監督が勇退した。
2008年度以来、大学選手権優勝から遠ざかっていた早稲田だったが、相良体制になってからは対抗戦優勝1回、大学選手権では、準決勝進出、優勝、準優勝という結果を残した。
早稲田は復活したのである。ただし、望んで得た仕事ではない。早大学院時代から赤黒のジャージを着ていたから母校に対する思い入れはあるが、「突然、降ってきた話でした」と振り返る。


ラグビー元日本代表で近鉄のFB正面健司(37)が、今季限りで引退することを16日、公表した。自身のインスタグラムに、以下のように報告した。
「今シーズンをもちまして、引退します。皆様の応援がいつも僕の背中を押してくれていました。ありがとうございます」


いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。