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【実施報告】2024年度岸岡智樹のラグビー教室

潜在的にラグビー界に存在する"地域格差"を是正することを掲げてスタートした全国各地へ現役選手が赴く移動型ラグビー教室。


「地域ごとに様々な分野での差が格差として露呈しているのでは?」という疑問を抱えていましたが、2024年度はその地域格差を多方面から可視化することにも着手しました。前回のnoteで言及していますので、まずはこちらをお読みください。


4年間で35道府県実施

活動がスタートしたのは2021年。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、全国各地へ赴くことを決意し活動が開始しました。
初年度は感染症の影響で実施にたどり着けない場所もしばしば。そこから4年。実施することができた都道府県の数は35へ。

【2024年度実施府県】
青森県・秋田県・長野県・京都府・和歌山県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県・佐賀県・熊本県・宮城県・鹿児島県

この4年間で岸岡智樹のラグビー教室に参加してくださった方は2000名にのぼります。

毎年地道な活動であることを痛感します。開催にご協力いただける方々、参加いただける方々のおかげでこの活動が成り立っていることを再認識します。


加えて、今季も多くの企業様に多大なるサポートをいただいております。
この場を借りてお礼申し上げます。

2024年度スポンサー企業一覧



2024年度の実施報告

今年度は12府県でのラグビー教室の実施と、菅平(長野県)でのサマーキャンプの実施が実現しました。さらに2つのサービスと関連イベントを展開することができました。


◼︎2つのサービス

Apprentice Photographer
コーチプロジェクト


Apprentice Photographerとは

カメラの基礎を習得しラグビー教室内での現場経験を重ね、将来のスポーツの現場で活躍するフォトグラファーを育成するサービス

ラグビー教室が持つ現場の強みを生かし展開しているサービスです。2023年度に開始し2年目になりました。昨年度の受講者さんが今年度の撮影に入られたりと、サービスを通じた価値提供とその広がりを実感することができた年となりました。

来季はよりアップグレードした内容になる予感です!!



コーチプロジェクトとは

「コーチがいない大学ラグビー部に適切なコーチングが受けられる機会の提供」と「コーチング場所を求めるコーチに対するコーチング機会の創出と実践経験獲得」を目的とし、岸岡智樹のラグビー教室が大学ラグビー部とコーチを繋ぎ合わせ、多くの人に活動の場を与えられる架け橋となることを目指すサービス


地域格差をテーマにしているラグビー教室の中で、どの分野において格差が広がっているのかを体感知ることができています。その一つに"指導"の分野が挙げられます。

適切な指導者を育成していくことも非常に必要な観点になることは明確です。さらに、今回のコーチプロジェクトはコーチの育成だけでなく、コーチングの機会に悩む大学生にもアプローチし、双方にとってメリットのあるサービス展開としています。


京都会場ではYoutubeのらぐびーくえすとさんにお越しいただき、取り上げていただきました。ぜひサービスの全貌が見えますので、見てみてください!

画像をクリックでYoutubeへ

来年度さらに展開する予定ですので、こちらもお楽しみに!



◼︎関連イベント

タッチフット大会in大阪&福島
ラガール限定ラグビー教室
オンライン夏期講習
岸岡智樹のアカデミー
ワークショップ
トークイベント


タッチフット大会in大阪&福島

昨年度に開始したオリジナル6人制のタッチフット大会。今年度は大阪と福島の2箇所で実施することができました。

大阪会場


ラガール限定ラグビー教室

ラグビー教室は各開催地必ずラガールの参加があったのですが、そこでラガールだけのラグビー教室を開いてほしいという声が多くありました。今年度はラガール限定でのラグビー教室を企画し、実施することができました。


岸岡智樹のアカデミー

これまで取り組んでいたものは単発のイベント形態でしたが、一度きりの出会いではない複数回接点を持てるようアカデミー形態の事業にもスモールスタートで取り組みました。来年度はさらに期間を増やし、多くの方に参加してもらえるよう準備していきます。


ワークショップ&トークイベント

新たに取り組みとして始めたワークショップ。我々の掲げる"地域格差"を一緒に考え、自分の立場でも取り組めることを考える時間を作らせていただきました。多くの方々に活動に携わっていただけるよう来年度も企画したいと思います。



2025年度活動方針

『47都道府県の制覇』


来年度は残る下記の都道府県に足を運ぶことを優先とします。地域格差の見える化もそうですが、「地域格差が存在するだろう」という仮定を実証するために5年かけ実地調査の側面が大きい現時点では、最優先として全国の現状を把握するフェーズだと設定しています。

【2025年度優先実施地域】
山形県・宮城県・茨城県・埼玉県・東京都・神奈川県・石川県・福井県・岐阜県・三重県・奈良県・高知県

来年度実施に向けて各都道府県協会や学校施設担当者様向けの応募フォームを設けておりますので、実施に向けてご協力いただける場合は、下記よりご連絡お待ちしております。


来年度は加えて、47都道府県制覇後の未来も作っていきます。

具体的には、地域格差が存在すると言える現状。その問題は多岐にわたります。なんとなく現状でもこの分野がという見当がつくものがありますが、情報不足な印象を持っています。

2025年はその情報収集を軸として、潜在する地域格差を明確に顕在化させ、どの分野に対して2026年以降に我々がアプローチしていくのかを見定める期間です。

より中長期的な視野が必要となります。


今年度実施することができたワークショップは僕個人として非常に感銘を受けるものでした。今後の在り方を考えるイベントとして、素晴らしい機会を作ることができたと思っています。

より高い角度で事象を捉え、その解決策を考えるために多くの方を巻き込み、大きな力としてこの壁に立ち向かっていきます。


来年度も形が変わるのかわかりませんが、多くの方を巻き込める動きを取り入れていきますので、このnoteを読んでくださっている方は、ぜひアイデアや力を貸してください。

様々な形で活動に携わり、支援いただける準備を進めていきます。



最後に

来年度も活動を様々な方向で前進させるべく、準備を進めていきます。

また2024年度の締めくくりとして、12月29日に走り納めと題したタッチフット大会を大阪で実施いたします。
すでに募集を開始していますので、ぜひチームを組んでご参加お待ちしております。


来年度も躍進を期待していてください!

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岸岡智樹/Kishioka Tomoki
いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。