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今週のラグビーニュース#46

こんにちは!現役ラガーマンジャーナリストの岸岡智樹です!

今回は今週のラグビーニュースシリーズ第46弾です!!

今週7月26日~8月1日の1週間に起こったラグビーニュースをお届けします!!


〇選手会会長からのメッセージ

今週SNSに投稿されたのがこちら。

現選手会会長からの問題提起と捉えられるものでした。

特に多くの方が引用RTされていますし、その中にはとても理にかなっているものもあるので、是非見てみてください。


僕の見解としては

こちらです。


140字に収めることが必死でしたので、もう少し書いてみると。

今後が気になります。
これまで明かされていなかったベールがこの記事によって脱げただけで根本的には何も変わっていません。
記事内にあるように、これからが本当に大切な部分になります。

文末にあるようにみんなが力を合わせて(ONE)頑張っていきましょうというのがエンディングなので、今後特に選手会として何を行っていくのは一選手としてしっかりと追って行きたいと思います。

リーグが新しくなり、いろんなことが決まっていないことが事実としてあり、僕個人としてもより良い方向へという思いの中、会長自らがこのような投稿をしなくてはいけない現状に対して、どのようなアクションを起こすのかを温かく見守りながら自分からもアクションを起こしていきます。


〇東京オリンピック7人制男女ともに完敗

東京オリンピック2020。

みなさんは今現在日本でオリンピックが行われていると感じますでしょうか。
(ちなみに僕は全くその感覚はありません)

オリンピック種目となった7人制ラグビー。

男女ともに参加した今大会の結果は悲惨なものでした。
結果だけでがすべてではありませんが、必ずと言っていいほど結果を見られます。

男子11/12位。女子12/12位。

これはどのようにこの事実を受け止めればよいのでしょうか。

連日のように、○○種目の○○選手が「優勝!!」「決勝進出!」「メダル獲得」というニュースがある中、ラグビーの話題はどこにいったのでしょうか。

記事になっている数は減っているのかと今週思っていましたが、全くそうではありませんでした。
それにとても読んでいただきたいものの方が多かったです。

日本勢の躍進が続く今大会でメダル獲りを目指した男子日本代表だったが、最終成績は韓国から唯一の勝利を遂げての12チーム中11位。前回リオデジャネイロ大会4位と、メダルまであと1勝と迫ったチームは、なぜ勝てなかったのか。新型コロナウイルスのパンデミックによる強化の停滞や、進化を続ける7人制ラグビーのいまを踏まえながら、セブンズジャパン5年間の挑戦と、2023年への課題を検証する。


7人制ラグビーは、男子が前回リオデジャネイロ五輪の4位から11位と大きく順位を落としたのに続き、女子代表も参加12か国中最下位で東京五輪を終えた。リオ五輪の10位にも届かず、7人制が五輪種目に採用されて2大会目の東京で目の当たりにしたのは、足早に進む各国の進化。その大きな潮流の中で、日本の女子7人制はメダルどころか世界から取り残される危機に立たされている。


「様々なものに打ち勝たなければ日の丸を背負うことも出来ない。(代表に)選んでもらえない。不安と闘った5年間でした。その状況に打ち勝てたからこそ今の自分がいて、精神的にタフな自分になれた。東京五輪を終えて今、そう思います」
ラグビーセブンズ代表の藤田慶和は、11位という結果に終わった東京五輪の後、すぐに前を向いていた。今大会の結果と自らの成長を冷静に分析し、来るべき次のステージへ歩を進めていた。
7人制にこだわる中で2016年のリオ五輪は直前に代表落選という苦渋を味わった。それでも藤田は東京五輪へ向け、7人制でのプレーにこだわり、諦めることなく代表を目指してきた。


ラグビー7人制で日本代表は女子が最下位、男子が11位と厳しい結果になった。
5戦全敗となった女子だが、ひと言でいえば、コンタクトレベルに世界と大きな差があった。ラックを作ってしまうとボールがほとんど動かなかったが、それは大会の早い段階で分かったこと。そこを修正できなかったのが最大の敗因だろう。


敗北という事実は変わりませんが、前述している川村慎さんの記事の様にこれからだと思います。
ここからどのように行動していくかがとても大切だと思うので、一人の人間として考えて行動に移していきたいと思います。


〇ラグビー熱はどうなる?

選手会会長の記事あり、オリンピックで完敗した結果だけを見るとラグビー熱が心配になってきます。

2019年ラグビーワールドカップが日本で行われ、一躍ラグビーブームがきたように思っていましたが、そうではありませんでした。

先日とりあげていただいたspoliveの記事をご覧ください。

ラグビーはどこに向かっているのでしょうか。

そんな中でこのような記事を見つけました👇

女子ラグビーは未来が明るいのか?とも思います。

今活動している「岸岡智樹の全国ラグビー教室」では必ず女の子の参加者がいます。

どの地域に行っても女子ラグビー選手がいることをこの記事をみて思い出しました。


なぜこの10年間で女子の方は人気になっているのか(競技者が増加しているのか)を紐解いていく必要はあるかもしれません。


来年1月に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」への参入申請を取り下げ、年内での廃部を決めているラグビーの社会人チーム、コカ・コーラ(福岡市)が管理する同市東区の「さわやかスポーツ広場」が消滅の危機を迎えている。福岡市から来年3月末まで借りている土地を返却する考えで、その際に芝生をはがすなど原状復帰が必要だからだ。


〇新リーグに向けて各チーム戦力アップへ

新リーグの名称発表から間もないですが、各チーム新しく入団するメンバーの発表がなされています。

来年1月に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」に参加するNTTドコモレッドハリケーンズ大阪は30日、追加の新入団選手3人を発表した。今年のトップリーグで初の8強入りを果たしたチームに、19年W杯南アフリカ代表のSOエルトン・ヤンチース(30)、FBジアニ・ロンバート(33、ともにライオンズ)、宗像サニックスブルースのセンターで7人制ラグビーの日本代表経験があるトニシオ・バイフ(30)が加わる。


トヨタヴェルブリッツが2021年度新入団選手を発表した(8月3日)。
コカ・コーラレッドスパークスからウィリアム・トゥポウ(CTB/FB)、西村龍馬(LO)が、神戸製鋼から梁正秋(SH/ りゃん じょんちゅ)が加わる。


元気印の新天地は愛知・刈谷だった。
豊田自動織機シャトルズ愛知が8月2日に新加入選手を発表した。
2020年度の大学選手権で、天理大を史上初めて日本一に導いた主将、松岡大和が入った。
松岡は大学卒業後、NTTドコモに加わった。
しかし、7月にわずか4か月で退団。移籍先が注目されていた。
豊富な運動量だけでなく、リーダーシップも抜群。新風を吹かせそうだ。


東芝ブレイブルーパス(東芝ブレイブルーパス東京)が2021年度の新加入選手(追加)を発表し、昨シーズンはコカ・コーラレッドスパークスに所属していたプロップの塩田蔵人(23歳/大東文化大出身)を獲得したことが明らかになった。
退団する選手も新たにひとり決まり、イングランド出身の24歳の大型ロック、マイルズ・エドワーズが1年で去ることとなった。


〇その他のニュース一覧

ラグビーワールドカップ2019のチャンピオンで現世界ランキング1位の南アフリカ代表“スプリングボックス”と、英国とアイルランドの精鋭を集めて結成されたブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの対決は、1勝1敗となった。
ライオンズ2021南アツアーのクライマックスであるテストシリーズは、第1戦はライオンズが逆転勝ちしていたが、現地時間7月31日にケープタウンでおこなわれた第2戦は南アが意地を見せ、27-9で制した。


7月29日(木)〜31日(土)にかけて東京スタジアムで、東京五輪の女子ラグビー(セブンズ)が行われた。31日に行われた決勝では、優勝候補筆頭で前回大会銀メダルのニュージーランド(NZ)がフランスを下して、初の金メダルに輝いた。フランスは銀メダル、フィジーが銅メダルで、ともに女子ラグビーで初のメダル獲得となった。


関西大学ラグビーのリーグ総会が31日、大阪・吹田市内で開かれ、今季のAリーグ(1部)の日程を9月18日開幕、最終日を12月4日とすることを決めた。新型コロナウイルスによる出場辞退が出た場合でも各リーグ(A~D)とも75%以上の試合が実施されれば、成立とし、不成立となったリーグの入れ替え戦、自動昇降格は行わない。


ラグビー7人制男子日本代表の藤田慶和(パナソニック)の「リベンジ」の戦いが終わった。2016年のリオデジャネイロ五輪直前に代表を落選してから5年。失意の藤田を救った東福岡高校時代の級友と二人三脚でたどり着いた晴れ舞台だった。



いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。