今週のラグビーニュース#47
こんにちは!現役ラガーマンジャーナリストの岸岡智樹です!
今回は今週のラグビーニュースシリーズ第47弾です!!
今週8月2日~8月8日の1週間に起こったラグビーニュースをお届けします!!
〇南アフリカがブリティッシュ&アイリッシュライオンズにシリーズ勝ち越し
オリンピックで7人制ラグビーが注目されていますが、世界を見ればテストマッチ(15人制)が行われています!!
ラグビーテストマッチが7日に行われ、世界王者の南アフリカは19-16でブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)に勝利。終了間際のモーン・ステイン(Morne Steyn)のペナルティーゴール(PG)が決勝点となり、通算2勝1敗でシリーズを制した。
2009年の両者の対戦でも、終盤に自陣からのPGを決めて勝利をもたらしていた37歳のステインは、SOハンドレ・ポラード(Handre Pollard)との交代で残り15分で投入されると、直後に勝ち越しのPGを成功させた。
先日の日本代表もブリティッシュ&アイリッシュライオンズというチームと試合をしていましたが、このチームが一体どんなチームなのかご存じですか?
NTTdocomoにいるリジョン選手がInstagramにわかりやすく投稿されていたのでシェアさせてください!!
〇オッペンカップ2021菅平女子高校セブンズ
オッペンカップ2021菅平女子高校セブンズが4日までの2日間、長野県上田市の菅平サニアパークで行われ、関東学院六浦A(神奈川)が優勝した。
高校単独やクラブチームなど28チームが参加。関東学院六浦は3年生のA、2年生以下のBの2チームでエントリーし、初日の予選の結果、AB両チームが4強進出。Bチームは準決勝で佐賀工(佐賀)に7―21で敗れたが、Aチームは麗沢(千葉)に26―0で快勝。決勝でも、矢崎桜子(3年)が2トライ、向来桜子(3年)がトライにつながる突破を見せ佐賀工に24―0で完勝した。
オリンピックでもレベルの高い試合が行われていた女子セブンス。
日本にもこんな大会が開かれています!
オリンピック女子は12チーム12位という悲しい結果ではありましたが、近年の強化はかなりすごいと僕は感じています。
日本において、ラグビーをしている女の子、通称"ラガール"の人数は増加傾向にあります。
感じで書くと「闘球」と書くこのラグビーをなぜ女の子にも受け入れられるのか、そしてこの少子化というスボーツ人口が減っている中、女子ラグビーの競技人口が増加にある現状はとても気になります。
国内でもこのような大会もありますので、是非女子ラグビーも注目してみてください!
〇ブレディスローカップはNZが先勝
宿命のライバル関係にあるニュージーランド代表“オールブラックス”とオーストラリア代表“ワラビーズ”の伝統対決、「ブレディスローカップ」の2021年シリーズが8月7日にキックオフを迎え、オークランドのイーデンパークでおこなわれた第1戦は、19年連続のカップ獲得を目指すニュージーランドが33-25で制した。
強風が吹く中、前半を16-8で折り返し、後半に入ると33-8までリードを広げたオールブラックスは、終盤にワラビーズに3トライを奪われたものの、イーデン・パーク(Eden Park)におけるテストマッチの無敗記録を45に伸ばした。
この試合で世界的SHのアーロンスミス選手が、テストマッチでのキャップ数100という記録を樹立しました!
試合放送画面をSNSに掲載されている方がいましたので、掲載します!
NZのラグビー史を見ても有名中の有名選手が肩を並べています。
大学ラグビー引退から卒業までの間NZに弾丸留学させていただいたのですが、しっかりとしたラグビーのカテゴリーわけがあり上を目指せる環境が確率されているので、こんなにも次々と新人と呼ばれる若手が出てくるんだと感じました!
〇東京オリンピックの裏側
8月8日をもって終了した東京オリンピックでしたが、良いニュースばかりではありません。
あくまで例ですが、2つ同様のニュースを見かけたので取り上げます。
国際オリンピック委員会(IOC)は7日、東京オリンピック(五輪)に出場していたホッケー男子のオーストラリア代表選手が選手村を抜け出していたことを明らかにした。東京・有明のメインプレスセンター(MPC)で開いた定例会見で「その事案については承知している」と担当者が認めた。
東京五輪に参加したニュージーランド代表が帰国のフライトで大暴れしたと、地元メディア「Stuff」が伝えている。
同メディアによると、ラグビー7人制やサーフィン、競泳、サッカー、射撃、トランポリンなど各競技の選手らが帰国するチャーター便の機内で大音量の音楽を流し、酒を飲んで通路で踊ったり、歌ったりした上で航空会社スタッフに悪態をつき、新型コロナウイルス対策で着用が求められているマスクを乗務員に投げるなどの行為をしたという。
これは誰が悪いのでしょうか。
選手?大会側?添乗員?
答えは賛否両論でしょうか。
この選手たちの言動にも共感できる部分はあります。
逆にわかってしまうからこそいけないのだとも感じます。
こう言った騒動に個人名が出ることはあまりありません。
国を背負って日本まできた選手らなので、責任は「国」の名前が前に来ます。
いかなる場合でも、自分を律することは必要だなと強く感じます。
この記事にラグビーの文字が入っていなければ僕の目に入ってくることもなかったかもしれません。
「明日は我が身」と言いますが、この環境やこの時の感情はとても理解できるからこそしっかりと向き合わなければいけないといけないと思わされました。
〇その他のニュース一覧
12チーム中11位。前回の4位入賞を受けてメダル獲得を狙うも、順位を落とした。男子7人制ラグビー日本代表は、東京オリンピックで苦杯をなめた。
2016年のリオデジャネイロ大会後、日本ラグビー協会は新たな制度を作っていた。男子7人制日本代表チーム専任選手契約だ。普段は15人制のクラブに属する選手たちに、年間150日以上はある男子7人制日本代表の活動へ優先的に参加してもらうための仕組みである。
これからどうすべきか。立ち止まった。
鈴木彩香は2016年、リオデジャネイロオリンピックで女子7人制ラグビー日本代表としてプレー。長期拘束を伴う合宿を経て本番に挑むも12チーム中10位に終わった。
「ラグビー以外のものを犠牲にした末、なかなか、結果も出なかったし、自分自身、何を得たんだろうと考える、もやもやする時間が長かったんです」
時間が経ってから気づいた。見直すべきは、鍛錬に挑む以前の領域だった。
横浜キヤノンイーグルスは8月4日、2021年度の入団選手(追加)として、昨シーズン栗田工業ウォーターガッシュに所属していた元U20日本代表のSH山菅一史を獲得したことを発表した。
移籍して決意を新たにした23歳の山菅は、「この素晴らしいチームでプレーができること、とても光栄に思います。チームの勝利に貢献できるよう一生懸命頑張ります」とコメントした。
Honda HEATが三重ホンダヒートに生まれ変わり、地域密着を加速させている。
三重ホンダヒートは三重県と三重県ラグビー協会の3者でホームタウン包括連携協定を結んだ。三重県の「スポーツによる元気な街づくり」を目指す。
いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。