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今週のラグビーニュース#34

こんにちは!現役ラガーマンジャーナリストの岸岡智樹です!

今回は今週のラグビーニュースシリーズ第34弾です!!

今週5月3日~5月9日の1週間に起こったラグビーニュースをお届けします!!


〇トップリーグベスト4出揃う

5/8.9の2日間で、トップリーグ準々決勝が行われました。

リコーvsサントリーの試合が中止となったので、計3試合が行われました。
どの試合もとても白熱したものとなりましたので、是非ハイライトだけでも見て欲しいです!

●トヨタ自動車ヴェルブリッツvsNTTドコモレッドハリケーンズ

ジャパンラグビートップリーグ2021のプレーオフトーナメント準々決勝第1試合が5月8日、熊本のえがお健康スタジアムでおこなわれ、トヨタ自動車ヴェルブリッツがNTTドコモレッドハリケーンズとの死闘を33-29で制した。
今シーズン旋風を巻き起こして初のベスト8入りを果たしたドコモは、後半30分までリードしていたが逆転され、快進撃はここで止まった。


●パナソニックワイルドvsキヤノンイーグルス

5シーズンぶりのラグビー日本一を目指すパナソニック ワイルドナイツが、キヤノンイーグルスを下して優勝への階段をまたひとつ上がった。5月8日、埼玉・熊谷ラグビー場でおこなわれたトップリーグ2021プレーオフトーナメントの準々決勝で激突し、32-17で制してベスト4入りを決めた。


●クボタスピアーズvs神戸製鋼コベルコスティーラーズ

「レッドカードで厳しい状況を、全員のハードワークで乗り越え勝つことができました」
共同主将制が広まる中で、日本選手一人で主将の看板を背負うレアケース。この試練、関門を突破するチームを、立川理道(みち)がキャプテンらしく、力強く支えた。


◇ベスト4◇

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〇関東大学春季大会

早大が今季初戦を迎え、東海大に敗れた。大田尾竜彦新監督(39)の初陣を勝利で飾れなかったものの、好連係で主導権を握った前半はリード。後半は接点に多くの課題が出たが、新チームとして一定の手応えをつかむ一戦となった。
早大・大田尾竜彦新監督(39)の初陣は黒星となった。
前半はWTB堀尾、SH河村がトライして14-12でリード。大田尾監督は無線機で指示を出し、戦況をメモに取りながら指揮した。同じスタンドには相良南海夫前監督の姿もあった。


複数の新型コロナウイルス陽性者が発生した慶大から、早大戦の出場辞退の申し出があったことと、緊急辞退宣言やまん延防止措置の適用などの状況を踏まえて、感染拡大を防止することで中止を決めた。早大-慶大は延期を検討する。


〇スーパーラグビー王者決定

ニュージーランドのクライストチャーチ(オレンジセオリー・スタジアム)で5月8日、同国内大会「スーパーラグビー アオテアロア」のプレーオフ決勝がおこなわれ、クルセイダーズがチーフスに24-13で競り勝ち、連覇を達成した。スコット・ロバートソン ヘッドコーチが率いるクルセイダーズは、国際大会として実施されていたスーパーラグビー時代から数えて5年連続の優勝となった。

✅ハイライト映像です


クイーンズランド・レッズが10年ぶりの優勝に歓喜した。
オーストラリアの国内チャンピオンを決める「スーパーラグビー AU」のプレーオフ決勝が5月8日、ブリスベンのサンコープスタジアムでおこなわれ、約4万2000人の大観衆の前で、レギュラーシーズン1位通過のレッズが前年王者のブランビーズに19-16で逆転勝ちし、栄冠に輝いた。
レッズはスーパーラグビーが国際大会として実施されていた2011年に優勝して以来のタイトル獲得である。2018年にヘッドコーチに就任し若い選手たちを育ててきたブラッド・ソーンにとっては、レッズ指揮官として初優勝となった。

✅ハイライト映像です


〇日本代表の強化試合相手はサンウルブズ!

6月12日に静岡・エコパスタジアムで強化試合を予定している日本代表の対戦相手は、サンウルブズに決まった。5月6日に日本ラグビー協会が発表した。
サンウルブズは2016年から2020年にかけて国際大会のスーパーラグビーに参戦した日本のチームで、日本代表や代表候補選手、日本を拠点とする外国出身選手などで編成されていた。2020年に多くのファンに惜しまれながら解散していたが、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦を控える日本代表の対戦相手にふさわしい最強チームとして、サンウルブズを特別編成することが決まった。


〇その他のニュース一覧

現役のアスリートが性的マイノリティであることを前向きに発信するケースが相次いでいる。その1人が、15人制のラグビー女子日本代表の村上愛梨(横河武蔵野アルテミ・スターズ)だ。SNSなどで同性のパートナーがいることを公表し、同性婚の自由を訴えて声を上げている。過去には辛い思いも経験しながらカミングアウトし、発信を続ける理由は何か。そして1年延期されたラグビー女子W杯への思いを聞いた。


イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドのトッププレーヤーを集めて4年に一度編成されるドリームチーム、「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」の2021年スコッド37選手(FW 21・BK 16)が5月6日に発表された。


Highlanders No.8 Kazuki Himeno has pipped teammate Connor Garden-Bachop for the title of Sky Super Rugby Aotearoa Rookie of the Year following another strong performance in round 10 against the Hurricanes.
自分のことって、自分が一番見えづらい。
人を「競技」に置き換えても、一緒だ。
自分の競技の常識は、他競技で通用しないことがある。逆に、自競技の課題は他競技の課題につながることも。だからこそ、様々な競技の選手や指導者から他競技を学ぼうーー。そんな交流の場作りを、プロラグビーコーチの二ノ丸友幸さん(41)が進めている。


サニックスは7日、日本ラグビー協会の「普及功労賞」を受賞したと発表した。
1994年創部のラグビー部が行っている地域のタグラグビー教室などの活動や、同社が特別協賛する高校生年代の国際大会「サニックスワールドラグビーユース交流大会」など、多方面にわたる競技への支援や普及活動などが評価された。
6日に福岡市の同社であった受賞式では、同協会の森重隆会長から表彰状と盾が贈られた。


2016年リオデジャネイロ五輪でラグビー7人制男子の日本代表主将を務めた桑水流裕策(35)=コカ・コーラ=が現役引退を表明した。自身のインスタグラムで4日までに「ラグビー選手としてのキャリアを終えることにしました。とても充実した、幸せな競技人生でした」などと報告した。



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