売れるようになるまでにやったこと
こんにちは。
和装髪飾り作家の早福です。
2021年11月に販売スタートし、
同月末に念願の1つ目が売れました。
最初の一つ目が売れるまで比較的短期間だったケースだと思いますので、
売れるまでにやったことを書いておきたいと思います。
1. 作ったらすぐに出品する
「う~~~ん、写真がイマイチだな。もうちょっとどうにかしたい」とか、
「説明文、これでいいのかなぁ。分かりにくい気がするから書き直したい」
とか思いながら、あれこれ沢山作って、
結局出品しないままではもったいない。
10個くらい販売できる作品を作ってから出品しましょう、
などとネットや書籍などで言われていたりするので、
ひたすら作品を作って眠らせている作家さんもいるのかも。
毎日出品し続けて増やしていけばいいのです。
10日で10個になります。
買うに値するかどうかは、お客様が決めることです。
自分が納得しきれていなくても、まずは市場に出してみる。
反応を見ながら軌道修正していく。
それが一番成長のスピードが速いです。
2. 毎日新作を出品する
最初は誰も見ていません。
イイネも全然つきません。
それでも毎日毎日新作を作る。
撮影する。出品する。写真や説明文などを改善する。
その繰り返しです。
最初のころは閲覧数も2~3人、イイネも1つ付けばいいほう。
全然見てもらえなくて心が折れそうになります。
私は早々に心が折れかけたので、
母にCreemaのアカウントを作らせて、
イイネを押させたことがあります笑
最初の数か月が一番しんどいかもしれませんが、
売れる売れないはあまり意識しすぎずに、
とにかくがむしゃらに、作って出品していくことが大切です。
3. SNSを毎日更新して作品を投稿する
最初は販売サイトで見つけてもらえないので、自分から発信します。
私はinstagramで毎日投稿すると決め、
半年以上は必ず毎日投稿していました。
写真を加工したりキャプションを書いたりハッシュタグを迷ったりで、
一つ投稿するのに1時間以上掛けたりしていたので、
正直相当キツかったです。
(インスタ運用が辛すぎて一瞬だけ運用代行を依頼してみたことがありますが、全力でおすすめしません。また別の記事に詳しく書きます)
でも、やると決めたので継続しました。
イイネが付いたり、コメントをもらえたりするととても嬉しくて、
続けるモチベーションになります。
また、他のハンドメイド作家さんの投稿を見ていると、
学べることも多いです。
どんな内容を投稿しているのか、
写真は何枚掲載しているのか、
写真に文字入れはしているのか、
ハッシュタグは何を選んでいるのか、
キャプションには何を書いているか、
どんなフォントや記号を使って世界観を演出しているか、
プロフィールにはどんなことを書いているか、
プロフィールへの導線をどう工夫しているか、
ハイライトをどのように活用しているのか、、、、
活かせると思ったものは自身の運用にも反映し、
アルゴリズムについても勉強しながらアカウントを育てていきました。
少しづつ売れるようになってくると、
着用写真を送ってくださるお客さまや、
投稿でタグ付けしてくださるお客さまが現れる!
それが嬉しすぎて、なんとか更新し続けることができていました。
(着用写真は、何度頂いても毎回涙が出そうになるほど嬉しいものです。あ~ちゃんと自分の作品がお客様に届いて、ちゃんと使ってもらえているんだ。ご満足いただけたんだと、小さな自信が積み重なっていくかんじ。)
4. 売れているものを売る
自分が作りたいものを作って
それが売れるのが一番理想ですが、
販売実績がない状態では至難の業です。
私の場合、
造花やプリザーブドフラワーを売っているお店に足を運んでは、
「カワイイ~~~♥♥」
と売れてもいないのに可愛いと思った花材をあれこれ沢山購入。
自分が可愛いと思った花材を組み合わせて作品づくりをしていましたが、やはりそれではなかなか良い反応が得られませんでした。
売れているものを売る、というのがマーケティングの基本です。
よって、まずは既に売れているものを作るところから始めよう、と
同ジャンルでどんな花材を使ったどんなデザインが売れているのか?をリサーチしました。
すると、髪飾りのジャンルにおいては、胡蝶蘭を使った作品がどうやら人気があるらしい、ということが分かってきました。
そこで、胡蝶蘭を使った作品を自分でも作ってみることにしたのです。
そうしたら、記念すべき一つ目の作品が売れました。
売れているものから始めてそこに自分らしさを加えていき、
世界観を作り上げていけば、
自分が売りたかった作品も売れるようになっていきます。
5. お客様のご要望はすぐに展開
「このパーツを別の色に変更できますか?」
など、お客様からご相談をいただいた場合、
可能な限りもちろんご要望に応えますが、
それで終わりにはしません。
一人のお客様のご要望は、
他のお客様のご要望でもある可能性が高いので、
オプションで別の色を選択できるようにするなど、
すぐさまお声をシステムに展開するようにしていました。
それを繰り返していくことで、
お客様の声を最大限反映させた、
自分だけのカスタマイズバリエーションが豊富になっていきます。
だからこそ、最初から完璧を目指す必要はないのです。
お客様に見てもらって、必要なことは後から付け足していく、
そうして自分色の素敵なショップが出来上がっていきます。
ある程度売れるようになってきた後も、
ハンドメイドで生き残っていくには
学んで改善し続けることが必要です。
日々勉強。
私もまだまだ課題だらけ。
でもやれることがたくさんあるということは、
それだけ伸びしろがあるということ。
楽しみながら、伸ばしていきましょう。
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