鍼灸婦人科と東洋医科における生理周期について①
当院には婦人鍼灸科があります。
妊活、不妊をはじめ、
生理痛、生理不順、子宮筋腫、卵巣嚢腫
チョコレート嚢腫、更年期での症状、
難治性の不妊治療などなど
様々な婦人科疾患の症状で来院されていて、
東洋医学における鍼灸治療をおこなって
います。
その中でいつも生理周期について
色々と尋ねることがありますが、
女性の方自信が生理周期について
よく理解をされていない方が多いな
という印象があります。
男性と女性の性差で一番違うのは
"生理の有無"です。
では生理はなぜあるのでしょうか??
それはもちろん
生殖活動をおこなうためにあります。
特に妊活、不妊治療について
”生理周期”というリズムを整えるのが
大切なことになってきます。
男性の性機能は造って出すだけになりますが、
例えば、女性の場合は
男性の精子を受け入れる為に身体を緩めながら、子宮内膜を形成したり、
子宮内膜を排出する準備をして、
時期が来れば子宮内膜を体外に排出する。
これだけでも女性の身体は
デリケートなのがよく分かります。
約28日間で4つの周期があり、
日々、刻々とねまぐるしく変化しているので、
例えば、高温期(黄体期)に生理痛があると
高温期に治療をするのでは遅いのです。
その前の月経期、低温期(卵胞期)の時点で
治療をしていかないと遅くなります。
当院では生理周期のリズムを整える
治療をおこなう上で、
4つのそれぞれの生理周期を東洋医学で考えて、
それに加えて患者さんのそれぞれの体質を
分析しながら、
鍼灸、レーザー治療をおこなっていきます。
これから何回に分けて
それぞれの生理周期を東洋医学的に分析した
身体の動きについてお伝えしていきます。
当院の妊活、不妊治療、婦人科の
治療内容については
ホームページにも詳しく掲載していますので、
そちらもご参照して下さい。
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