ビジネスで使えるマッキンゼーの思考法
最初に、個人的なことをお話しますが、私は「ロジカルシンキング(論理思考)」が大好きな人間ではありません。
どちらかといえば「直感」や「いい感じ」といった、自分の感覚を大事にするタイプだと思っています。それでもビジネスで戦うためにマッキンゼーの思考法を学びました。
その学びをみなさんにシェアさせてください。
イシュー思考
イシューという言葉を耳にしたことがある人は多いかと思います。
安宅和人さんの『イシューからはじめよ』の大ベストセラーがありますから一応わたしでも知っています。でも、「イシューを説明してみて」と言われると、わたしは自信がありません。ないかなできる人は少ないのではないで
イシューとは
✔イシューから考えるはじめるとことのメリット
イシューから考えるってどうゆうこと?
例題で理解を深めていきましょう!
✔ 例)国語の試験問題
どっちが、より早く、問題を解けると思いますか?
多くの方が➋を選ばれたと思います。
流石です。
イシューから考えると、なにをすべきか、どんな情報が必要なのか、どのような行動をしていくかが、明確になります。
ここでまた、読者のみなさんに質問です。
✔どちらが、学びの質がいいでしょうか?
簡単ですよね。➊が断然、効率がよくインプットできます。
でも実際は、闇雲に読書をしている方いらっしゃいませんか?
わたしは、後者の➋タイプでした。
では、イシューがないと、どうなるのか。
無駄な行動が多くなり、体力が底をついてしまいます。
何キロ先にゴールがあるのか、どこがゴールなのかが、わからないマラソンみたいなものです。
だから、走りながら考えるって実は危険は思考なのです。まずはイシュー(ゴール)を決めてから。ゴールまでの手段や方法が、さらに効率が良くなる案があるかどうかを走りながら考えるといいですよ。
イシューを考えてみる
練習のために、ケーススタディをやってみましょうか。
このときに、いきなり会議で議論をはじめると、終わりが見えない長い会議になってしまいます。
ここで、イシューを設定します。この条件をクリアできたら、買収すべきと判断できる課題を出していきます。
一例を下記に置いておきます (ご参考までに)
イシューは疑問形にすると、わかりやすくなります。
この会議は何の質問に答えるんだっけと、聞くだけでイシューを意識できますよ。
ステークホルダー(関係者)を考える
つぎは関係者を考えていきます。関わる人は、どんな人がいて、その人は何を望んでいるかを考える分析です。
営業では、商談前の事前準備に使えるフレームワーク。商談で結果を出せない。と悩んでいる方にオススメです。
例えば、営業の商談だと、目の前の担当者の視点は考えますよね。その先の担当者の上司や、お客様の顧客のことまで考えていきます。
関係してくる方、全員の利害を考えていきます。(三方良しの発想に近いですね)
ここで、ひとつ例を出してみましょう!
✔ 例)奥様に予定を共有するとき
どちらが奥様の理解を得られるでしょうか。
➋なら、まだ了承を得られそうですよね。
この時に考えることは、「関係者は誰と誰なのか」です。自分の予定が空いているからゴルフいけるだけでは、詰めが甘くなります。
ご家族の奥様の予定、お子様の予定を考えたうえで、アクションすると物事がスムーズに進められます。
✔営業パーソンで例えるなら、下記のように考えられます。
商談相手の会社目線、担当者目線で、関係者を洗い出しました。
顔を売るだけ、とりあえず合う、名刺交換だけ、で会う営業パーソンがいらっしゃるかと思います。でも、それではもったいない。お互い貴重な時間を使うのなら、分析をして有意義な商談にしたいですよね。
各、関係者ごとに、どのような状態になれば商談を成功にできるかを考えてみてください。
シナリオ分析
シナリオ分析とは、起こりうる場面(シーン)を考え、その対策を練っていきます。
事前に様々な場面を想定することで、スピーディに合理的な判断ができるようになります。
またまた、例題です。
✔ 例)スマートにみえる彼氏はどちらでしょうか。
➋の彼氏の方が、スマートにアテンドしてくれそうですよね。
やりたいAプランだけでなく、実行ができなくなった場合のB案、C案を用意しておくと、イレギュラーを冷静に対応できます。
営業ならNOの場面を整理
シナリオを事前に考えれば、合理的に動くことができます。そして事前に最悪パターンについて関係者(お客様、上司、先輩など)に相談することで、冷静に判断できます。
事前に、選択肢を与えることで、冷静に考えることができますよね。
(いきなり最悪パターンを伝えるとテンパってしまう)
✔まとめ
MECEなアクション
MECEとは”Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive”の略で、「ミーシー」または「ミッシー」と読み、「モレなく、ダブりなく」と訳されます。ロジカルシンキングの基本であり、論理的な問題解決に必要な手法であることから、ビジネスで重要視されています。
物事を考えるとき、正確な答えを導き出すために必要な要素を網羅しながらも、それらが重複しないようにする考え方も同時に必要となります。
こうした際にMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)を意識することで、総合的な視点から必要な事実を分類して、問題や課題に対する正しいアプローチを導き出すことができるようになります。
✔ 例)ダイエットが今年の目標
どっちがダイエットが成功しそうですか。
➋の方が結果でそうですよね。MECEを使って行動すると、成功確率あがります。
✔MECEは理解しずらいフレームワークなので、図解で表現
✔思考の深掘りにも近いです。
✔MECEを使って、飲食店のメニュー強化を考えてみた
✔まとめ
アクションの目的(方向性)MECEに分解する事で豊富なアクションリストを設計するそれなら全部やるのもよし、全部はムリなら効果が高そうなアクションから優先的に手をつけていく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?