信頼性という価値

新しい日本公認会計士協会の会長、茂木先生と持永先生の対談が『企業会計』2022 Vol.74 No.11 に乗っていました。

ざっくり言えば、信頼性を創造するという仕事を価値として、4つの施策の柱、既存業務の高度化・基盤強化、広がる業務範囲への対応、人材確保と育成、ステークホルダーとの対話、を行っていく、というものです。

大体同じ話が続いていたので、途中で読むのを辞めちゃいましたが、まあ、昔から言われている話のように思います。

監査業務の(現状AIを用いて)高度化は最近のトピックスですし、ソ連に伴って、DX化とそれに耐えうる人材の育成と確保も言われています。そもそも、人手不足だから、AIを、とか言っているわけで。非財務情報については、AIによる会計業務の範囲が減っていく代わりに、仕事として扱っていくのでしょう。海外の環境関係やサステナビリティに関するものもどんどん導入されていくわけで。さらに、監査から脱出した人が非監査業務について、しかもそれで監査の人不足で。これは、魅力云々ではなくて、業務のもろもろを改善していかないとダメなんだろうなと(このへんは、公務員の魅力を!と言って逆にネットで叩かれてるのと同じ構図な気がしてならない)。

まあ、これまでの路線の継続、というところはあるのだろうな、と思います。

非財務情報は、さすがにね。会計士の業務の範疇から逸脱しすぎ泣きはしますが。

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