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不惑だけど惑ってばかりの40歳になった話。

かの孔子が語ったところをまとめた『論語』には、40歳にもなれば物事に迷う事がない「不惑(四十にして惑わず)」と書かれているそうです。
当時の中国は数え年、四十は満年齢で38〜39歳。そして私は満40歳になりました
久し振りに那覇の孔子廟へ行って、孔子に「不惑ですが惑ってばかりなんですけどどうしましょう」と訊いて来ようかな(孔子は道教だと学問の神様ですが……)

ついに四十路突入

20代30代の時と違って、40代になるのは大きな節目のような気がしています。
個人的に、20代がとても充実していて30代がドン底だったと言うのもあるのですが……。

女性にとっては身体の大きな変化があるお年頃。
「更年期」が待っています。

更年期は期間も身体症状も個人差が大きいらしく、ほとんど意識せずに過ぎ去る方もいれば、生活に大きな支障が出る方もいるそうです。
私の場合、そもそも女性ホルモンに精神的に振り回されるタイプではあるので、一度は婦人科の主治医に話を訊いてみたいと思います。

平均寿命が長くなったとは言え、その辺りの曲がり角でもあるんですよね。

39歳で持病が増えた、けれど

この一年は心身共にいろいろありました。
ASD(自閉スペクトラム症)が完全確定したり、アトピー性皮膚炎と診断されたり。
ASDは生まれつきのものがはっきりしただけだしアトピーや元々持っていた喘息はアレルギー体質に由来するものですが、一気に噴出して来た感じではあります。

まあ、自分の事がわかって人生後半を快適に過ごす準備が出来たと思えば良いのかなあ。
特にASDについては、もっと歳を重ねてから知ったら(もしくは知らないままだったら)余計に大変だったはずですし。

自分の特性を知って適度に無理しない生活を送った方が良いな、と思わされる日々です。

さて、四十路はどうする?

子供の頃は二十歳になれば立派な大人になると思っていたし、三十歳にはバリバリのキャリアウーマン(死語?)になっていると思っていましたが、そんな事は全くありませんでした。

意外と根本的な部分は変わらなかったし、まだまだ「立派な大人」にはなり切れていないもんです。
四十歳でも、そんなもんです。きっと。

なので今までと変わらず、知らなかった事を学んだりマイペースに生活を整えながら過ごして行きたいと思います。
一人暮らし計画も(このところ亀の歩みですが)進んでいますしね。



※ヘッダー画像は「みんなのフォトギャラリー」からお借り致しました。ありがとうございました。

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