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2023年10月の記事一覧
お題「溢れる気持ち」
動物飼ってるとさ、画像フォルダにめっちゃ溜まるから、軽い気持ちでインスタに写真あげちゃうじゃない。
そうすると、「は、結構なご趣味で。他にこんな子もいますが、お好きですよね」って全然知らんヤツの投稿とか延々見せられんの。
もうね、片っ端からブロックだわ。
見たくねーっての。
ジャンルの機微も分からないようなマシーン汁、誰が浴びるか。
と、夫に怒ったことがあります。
お題「1000年先も」
現金はやがて消える。
通信機器の中で電子信号として存在する価値が、そこに取って代わる時代になった。
そこそこ身軽で、まだまだ危うい環境で。
芸術も、やがて変わる。
計算機械が創作するものは、人の感情を真っ当に捕らえる。生物が独自に形成する胸中の凹凸にも、自在に数値で寄せてくる。
宗教は、変わった。
関わる金も心も、ひと世紀前とは違う。進む道は広がったが、大きな原理からは遠くなった。
人間が作
お題「1年間を振り返る」
今年、新しい仕事に就いた。
受注データを右から左へ流す業務に飽きて、在宅WEBデザイン系に乗り換えた。
クリエイティブなことって、絶えず勉強。
トレンドも社会情勢も留まらない。加えて、制作ツールもどんどんアップデートされていく。
そんで、どこの会社もだいたい当てはまるのが、異動ありで仕事している「正社員」は、この業務のスペシャリストになる必要はなく、場当たり的に舵取りするばかり。わたしたち「派遣
お題「はなればなれ」
母親に末期がんが見つかった。
いろいろな治療法を調べたが、本人の希望はただひとつ、「痛みを遠ざけながら穏やかに終わりたい」というものだった。
しかし同時期、妹にも脳腫瘍が見つかる。彼女には生まれたばかりの子供がいた。
母親は、自身の治療法を改め、抗がん剤を選んだ。妹が無事手術を終えて、子供のもとに戻るのを見届けたいと願ったからだ。
妹はほどなく快復した。
母親は安堵したものの、その後、抗がん剤の
お題「また会いましょう」
ここしばらく派遣社員をやっています。長くて3年、短期で半年、いろんな企業を転々として、いろんな仕事をちまちま片付けてきました。
契約満了で去るわたしに、送り出す人たちは「またどこかで会えるといいね」と言ってくれた。おそらく、会うことなんてないけどね。でも、テレビなんかで、かつての通勤路の辺りを見たりすると、懐かしさと共に、ふと思います。
やっぱ会いたくねーな。
たいした仕事しない●●とか、ハラキ