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Second LifeまとめWiki製作者からみたメタバースとは?

私は、だれも見向きもしないインターネットの片隅で、あまり見向きされないメタバースのSecond Lifeの解説wikiをつくっていいます。

2021年の後半から人々は「メタバースとはなにか?」をずっと論議されているいます。

まず私自身の考えから言います。メタバースとは、「人間の能力を拡張させる場所」だと考えます。この考えでいくと、みんなが言ってるメタバースだろうと言ってることすべてが当てはまります。VRだろうが、ARだろうが、ブロックチェーンだろうが、さらに言えば3Dであるかどうか、関係ありません。

道具とは、手の届かない場所にある食料を取るための木の棒だったりします。このときの道具は手を延長させるための道具です。こういった道具は物理的な世界において革新的な発明で進化でした。私たち人間の次の進化はなんでしょうか?

人間は、頭の中にいろんなことを思い描く能力があります。妄想や想像力だったりそういう思考する能力です。しかし物理的な世界では、それを実行することがほとんどの場合、不可能です。例えば、普段は浮かない「もの」を浮かせる想像をしたところで「もの」は宙に浮きません。それを実現するために試行錯誤して、「もの」を浮かせる方法を考えて実行する。私たちはそれを繰り返してきました。頭の中には浮かんだ映像は見えてるのに、非常に遠回りして。それが世界の発展にはつながっているのですが、問題は、その先にあるものに到達するのに、時間や労力がかかりすぎてしまうことです。そこの工程をスキップして実現できる世界、「魔法の世界」を創ったらどうだろう?しかもそれが複数の人が同時にそれを体験できるとしたら?

これがメタバースが目指す到達点だと私は考えます。

「人間の能力の拡張」が進むということは私たち人間が進化をするという意味だと私は考えます。その基礎をつくる技術全般がメタバースとよばれる仮想世界です。

この「人間の能力の拡張」の先にある「頭の中で想像したことが共有できる魔法の世界」が実現するとどうなるか?それは、物理的な現実世界を含むすべてが超加速度的に発展するでしょう。約80億人すべての人の思考が繋がることは、つまり80億個の高度なコンピューターが繋がって思考して行くことが可能になります。つまりメタバースは完成しないという文面をたまに目にするのは、現時点で実現不可能だからですね。

さてこの考えには問題があります。多くの人が求めてる答えではないかもしれません。この「人間の能力を拡張させる場所」が「メタバース」だとするとメタバースを定義したことにならない可能性があります。これは、あまりにも広義になりすぎて言葉の意味をもちません。それだとお金儲けをする人たちにとっては不都合かもしれません。売る商品を具体的に説明ができません。

このメタバース定義の議論は、まだ続きそうです。

最後にSecond Lifeのこと。このSecond Lifeが使ってる技術の多くはこの19年の間に一般的になりました。だからといって「人間の能力の拡張」が行われないかというとそうでもないようです。みなさんが話題にしているメタバースは、最新の技術を応用したものです。残念ながら現時点で、その恩恵に預かれる人はごく僅かです。逆に、Second Lifeのような成熟した完成度の高い技術は、まだ多くの人に恩恵をもたらします。たとえば自閉症の人たちにSecond Lifeを活用してもらうなどで福祉の世界では有名ですね。ぜひSecond Lifeの文化や歴史、技術を学んでみてください。これがかならず多くの人の幸せに繋がると私は信じています。

読んで頂いてありがとうございます。私は「メタバースとはなにか?」のみんなの考えや思いを知りたいのです。私のnoteのスキのボタンやサポートをしていだけると、noteのシステムや検索結果に影響を与えて話題が広がると思います。もしよろしければ、お手伝いをお願いできますでしょうか?よろしくお願いします。

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