2022.11.28

中古の運搬車の調子が悪いなと。とは言っても、今までも調子の悪いところを直しながら使ってきたから、きっと、今のこの調子の悪さも直すことができて、今まで通りに働いてくれるものだろうと。そう思っていたいけど、いつかは動かなくなる日も来るのだろうに。

加えて言えば、もうすこし積載量の大きい運搬車に買い替えたいと。ただ、それを言えば、お金を掛けたいところは他にも無数にあるわけで。いつしか『お金があれば全てが解決するのに』との想いも生まれる始末。でも、他をみれば、潤沢な資金を投入しても上手くやれてない農家さんもいるわけで。売り方もそう。元営業畑の方や顔の広い方々等々、販売先に困らないような方々も、苦戦してらっしゃるみたいだから、いったい何が正解なのか分からないと。

けれども、正解が分からないと言って、上手くいかない理由をお金や人脈、営業スキルといった僕の持っていないものに押し付けて、それを免罪符に努力を怠ってはだめだなと。ないものはないと。そこはスパッと諦めて、できることを淡々とやっていくしかないのかなと。

そんな視点で他農家さんを見ると、やっぱり栽培が安定している方々が上手くいっている様子。そして、他に収入源がある方達の運営も安定している様子。そう考えると、ある程度は安く売っても大丈夫な運営を、安く売れる努力も必要なのかなと。

もちろん、高く売る努力は必要だけれども、同時に安く売れる努力も必要なのかなと。このふたつはトレードオフな関係でもなさそうですし。幅が増えるので利益も多くなるだろうに。ただ、安く売れる努力と、品質を高める努力は拮抗しそうで。そこを上手くデザインできている農家さんは、あまり見当たらなく。これからは、そんなところもポイントになってくるのかなと。どうなんだろう。

そんなことを思う今日この頃です。