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コラム

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日常の気づきを短文で。世界を少し、違った角度で眺めてみよう。
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2022年3月の記事一覧

【社会とわたしの幸せな関係】

最近「社会課題」って言葉が
よく使われるけど、
僕たちは誰もが社会に生きていて、
一人ひとりが社会の一員なんで、
社会課題ってのは
「私たち一人ひとりの課題」
って意味なんじゃないのかな。

あ、
「私は社会の一員ではありません」
っていう人は、スルーしてください。

とある仕事でお話を聞いた
子育て支援NPOの代表の方は
こんなふうにおっしゃいました。

「自分の子供を一生懸命育てていました。

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【質的目標と量的課題】

目標設定をするときに、
「〜ができるようになる」
という目標を立てる時がある。

これ自体は悪くないんだけど、
達成までのプロセスが曖昧で
行動に移しにくかったり、
達成できているかが判定しにくい時がある。

そんな時は、設定の仕方を
「量的課題」に変えるのもアリ。

たとえば、
「魚を三枚におろせるようになる」
という目標を立てるなら、
「三枚おろしの解説動画を3時間分見る」
「三枚おろしの実践

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【それは、基礎ですか?応用ですか?】

マーケティングのお話をするとき、
えてして「何をすればいいか?」
というお話になりがち。

「やっぱインスタは必須ですか?」
「今はTikTokですか?」

まぁ、そういうトレンドはあるけど、
結局それは「何のためにやるんですか?」
と聞くと、きちんと答えられない人、多め。

なんとなく、やったほうがいいなら、
やればいいと思う。無駄ではない。

でも、何のためにやるのか分からないこと、
継続的に

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【AIは、誰かを想って仕事をしない(多分)】

SNS広告の運用にもちょこっと関わっていて、
そういう広告の秘訣として、

「とにかくたくさんの種類の広告を試す。
自分の主観に頼らない。
思いもよらない広告が結果を出すことがある。
先入観を捨てて、とにかく試す。
あとはAIに任せる。」

だそうだ。

一応仕事なので、
そういうスタンスでやっている。
(成果を出さなきゃいかんからね)

そして、確かに、自分の予想に反する広告が
パフォーマンスが

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【情報に対する姿勢の3段階】

何の行動もしていない人は、
調べればわかることを知りたがる。
なぜなら、本当に価値のある情報を
読み解けないし理解できないから。

行動してうまくいかない人は、
うまくいっている人のやり方を知りたがる。
なぜなら、調べたらわかることでは
実際はうまくいかないと気づいているから。

うまくいっている人は、
自分の視野を広げることを知りたがる。
なぜなら、自分の殻を破るには、
自分の視界に入らないこと

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【「この指とまれ」が上手なひと】

マーケティングや採用活動は、
「この指とまれ」に例えられることが多い。
「理想的な人を、追いかけ回すより
自然に集まるようにしよう」という話。

でも、実際に誰かが
「この指とまれ」と声を発した時、
その成否の大半は、声の大きさではなく、
次の二つで決まる。

・興味を持つ人が周りにいるか
・その人たちから自分はどんな人間だと思われているか

この二つは、
「この指とまれ」と声を発する前に
勝負が

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【アルゴリズム行進の恐ろしさ】

NHKでたまにやっている「アルゴリズム行進」。
面白いなぁと思いながら、
よく見ると怖さもある。

規則正しく、決まった動作が続く。
そこには統率された美しさがあるかも知れない。
でも、見方によっては、

「最初の一人が決めた動きを、
2人目以降は延々と続けなければいけない。
別の動きをしたいと思っても、
そこには自由がない」

とも言えるわな。

つまり、最初の1人以外は、
自覚的であれ無自覚的

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【今すぐ仕事にならないことをする】

たとえば税理士さんなら、
フリーランス向けに
「確定申告前に焦らないための
月例モクモク経理事務の会」
とかを企画して、
毎月の経理処理を助けてあげると、
参加者が法人化とかした時に
必ず相談があると思うんだけど、
そういうことしてる人はあまり見かけないね。

今すぐ仕事になる人の周りには
すぐに仕事欲しい人がいっぱいいる。
そこで仕事を取ろうとすると、
関係性ができてないしサービス品質も分からな

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