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「半妖の夜叉姫」14話…重すぎる愛の果てに。

「半妖の夜叉姫」14話「森を焼いた黒幕」

(2021年1月9日放送)

これがなんとも衝撃的なエピソード……

内容

玉乃と言う美女と出会ったとわちゃん、せつな、もろは

彼女はほむらという邪神に狙われているのだという。

聞けば「絶世の美女」として男たちからモテモテだった玉乃さんを、

焔が突然現れて誘拐してしまったことが全ての始まり。


初めは優しかった焔だがある日、焔の屋敷を訪れた庭師の男性が玉乃さんを一目見るなり激怒!

嫉妬に狂い、その男性を自らの操る炎で焼き尽くしてしまった。

また別の日は玉乃さんと目があった客人の男性や自らに仕える使用人までも強すぎる嫉妬から殺害してしまう。

さらに玉乃さんに対しても、「お前も悪い」「知らず知らずに男を誘惑しているんだ」などと言いがかりを付けて座敷牢に閉じ込めてしまった

玉乃さんは鍵をこじ開けて脱出し、命からがら逃げてきたところを理玖に救われて今に至る。

そしてとわたちは焔討伐に出発し、焔の屋敷で戦闘になるがその最中、

焔が、幼いとわちゃんとせつなの姉妹を引き裂いた火事の犯人だと判明…!!

かつて愛する妹と自分を引き裂いた忌々しい火事。

それを起こした張本人が目の前にいると知り、とわちゃんは激しく怒る…!!


焔を自分の手で倒すことに執着するとわちゃん。

しかし、それはかなわなかった。

竹千代・理玖とともに心配して駆けつけた玉乃さん。

焔から戻ってくるように促されるが、彼女はそれを強く拒絶。

自らの愛が拒絶されたことにショックを受けた焔は、

屋敷もろとも燃え尽きて灰になった……

玉乃さんは一緒に暮らしていた祖父母の元でまた暮らすことになった。

しかし、許せない相手を討ち取れなかったとわちゃんの表情は曇っていた……

ラストの衝撃展開を受けてのとわちゃんの表情が切なくて……


個人的に気になったこと

・とわちゃんは何を思っていたのだろう…

ラストのシーン。

とわちゃんはスマホ(現代から持ち込んだもの)を手にうつむき、

「私もこれもう持ち歩かなくてもいいかな。誰に連絡取るわけでもないし。ここにはせつながいるし」

その表情は明らかに辛そう

せつなが彼女を心配しても、

「だから何が?」

と気丈に振る舞うが…

とわちゃんの声を担当する声優・松本沙羅さんがTwitterで以下のようにツイートしていた。


「役として決して許せないのに、最後は自ら命を絶つ焔に切なくなった」

…もちろん、自分で焔を討伐できなかったことは悔しいだろうと思う。

でもこのツイートにもあるように、許せない相手とはいえ愛に敗れ、

あまりにショッキングな末路を遂げたことと、それを目の当たりにしたことに対する悲しみ・切なさもあるのかな…(´・ω・`)

とわちゃんを心配するせつなと、妹の前で弱った表情を見せたくないとわちゃん……


・焔とか言うヤンデレ邪神

焔の「愛」は「ヤンデレ」そのもの。

相手を一途に想いすぎるが故、暴走して病んでしまった愛。およびその様、キャラクター。

「思い人を監禁する」「相手と少しでも関わった他人に危害を加える」等の行動が見受けられる。

焔も

「玉乃さんを座敷牢に監禁」

「玉乃さんと目があった男たちを殺害」

と「ヤンデレ」に該当する。

さらにそれが相手を苦しめていることに最後まで気づかないという……

(むしろ自分は彼女を愛しているだけとしか思っていない様子)

にしても、まさか戦国時代にも「ヤンデレ」という概念があるとは…

このエピソードについて

新年一発目の放送ですごく好きなエピソードだけど…重たすぎる

焔のヤンデレもそうなんだけど…終わり方とか。

あのとわちゃんの辛そうな顔が切なすぎて……(ノД`)

彼女を励ましたい。元気にしたい。笑顔にしたい。

でも私はすごく好き。


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