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専任講師って何してる?

 イブに書く記事ではありませんが・・・・(笑)日本国内、日本語学校の専任講師の業務についてまとめてみました。

【専任講師の業務(授業編)】

 多いです・・・一言でいうと・・・。まず、授業ができるようになる前段階の準備すべて。うちの場合は、非常勤の先生は「来るだけ」でいいところまで準備することになっています。担任はもちろん専任のみ(学校によっては非常勤にも担任アリ。)で、①予定表作り②授業使用プリントの印刷③その他授業で使う小道具等の準備など。私、本当に思うんですが、もう少し非常勤にお願いしてもいいのでは・・?と・・・。うちの学校など本当に(至れり尽くせり)レベルで準備してるんです・・・「専任」が。自分の授業じゃないのに・・・。このあたりは他校はどうしているのか、気になるところです。

【専任講師の業務(授業以外編)】

 これも多いです(笑)。担任業務に加え、2年生だと進学指導。うちの学校は、非常勤にはお願いしていないのですべて専任がやります。あとは、学生指導。(これはエージェントに任せることも多いです。)学生指導には来ない学生への電話、家庭訪問なども含まれます。それから、テスト作成、新カリキュラム検討(適宜)、成績会議、書籍注文関係などなど。(多分もっとある・・・)

【専任講師の業務(教務以外編)】

 新規事業開発、事務(うちはちょっとだけ)、採用、学校行事運営(これが大変・・・)など。学校によっては申請業務を専任講師がやる学校もあるようです。うちは完全に事務方がやってくれるので本当に助かっています。講師面接の際に「申請は誰がやりますか?」という質問を聞くことは、結構重要だと思います・・・ちゃんとした(?)学校は、教務・事務がきちんと分担していますが、私が以前勤めていた学校は教務側もやらされて、申請で徹夜とかありましたから、面接で聞いてもいいと思う・・・くらい重要だと思います。(実際に聞けるかは別ですが・・・。)

【専任講師の仕事(持ち帰り編)】

 これは人による、と思います。「家でやりたくないので残業してでも会社で終わらせる」先生と、「なるべく早く帰りたいから残ったら家でやる」先生。私は前者なのでなるべく遅くなってでも会社でやります。採点などは時々持ち帰ってやることもあります。うちのすばらしいところは、ほとんど残業がないこと!時間内に終わらせることができれば定時でみなさん、帰ります。すごくいい!業務は多いですが、皆さん定時で帰っている様子。(どうやって終わらせているのかは謎・・)多分、教務と事務の仕事の分担がきちんとされているからだと思います。どっちもやらされる学校に勤めていた時は毎日、20時近くまで(サービス)残業していました(涙)。そこは1年ですぐ辞めました・・・辛すぎた・・・。

【専任講師の業務(授業コマ数)】

 これも学校によるんでしょうね~。私の経験では最大で、45分×4を週5日。これがスタンダードでは?学校によっては教務主任は少ない、とかもありました。教務主任の先生は大変ですからね・・・それ以外の「平の」専任講師は↑が基本かと思っていました。

【専任講師の業務(学生指導編)】

 どこまで関わるか。・・・・どこまでも、です(笑)入国時の出迎え、銀行口座作り、街の簡単な案内、バイト探し、病院付き添い、通訳翻訳、トラブル対応(警察へ行ったりとか!)、部屋の掃除、いなくなった学生の捜索・・・・とにかくありとあらゆることです。大変ですが、普通の仕事をしていたら絶対に経験することができないことがあるし、思いがけないことをやらかしてくれるから、本当に毎日違って楽しいですよ。驚くことばかりですが・・・。

 以上、Twitterと連動してまとめてみました🐈

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