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日本語の教え方について考える。

 Twitterにもちょっとつぶやいたが・・・・。今、私が考えていること、『日本語の教え方』のアプローチ。いろいろな教え方があるが、❶と❷が大きく分けられると思う。❶に慣れている私は、❷になかなか適応できない😭頑張らなければ・・・。

(1)日本語の教え方

❶みんなの日本語、大地系の文法積み上げ型学習+(伝統的な)JLPT対策のような授業(文法項目を積み上げていく、語彙テキストを進めていく、問題演習を進めていく)(「話すための構造」を学んでからの日本語教育)

❷まるごと、いろどり系のいわゆる活動型・生活型というような学習(生活の場面に即した活動中心の学習。「話したいこと」から始まる日本語教育。)

 今は❷が主流。ブーム。生活者日本語教育の場面だけでなく、いわゆる日本語学校でもこの形が増えてきている。教師が「教える」形主導の❶の教育、教師が「教えない」形の❷の教育。

 どちらも大切。アプローチの違い。❶に慣れている私は❷に戸惑っている。どうしたら楽しく、面白く、❷の授業ができるか日々考えている。

(2)『まるごと』の教え方

・どうやって教えたらいいのか???わからない😭。
・海外向けのテキストを進学・就職目的の国内の日本語学校でどう使えば効果的に使えるか。
・各課にあるCan-doを当校の学生向けのCan-doに作り替えることが必要。それを毎回学生に提示し、みんなで今日のオリジナルCan-doをわからせた後で授業を始める。
・大切なのは自分が言いたいことを言えるようになること。文法を習ってからその範囲で(言わば無理やりその文型を使ってではなく・・・)言うことを「ひねり出す」のではなく、自分の言いたいことがあってはじめて文法が出てくるようなイメージ。

 『まるごと』を使っている先生方、特に国内の日本語学校で使われている先生方、どのように使っているのでしょうか。JLPTなどの試験対策と、全くアプローチの異なる『まるごと』を併用する難しさ。まだまだ勉強ですね。

 こんなに楽しいのに😭日本語学校って、日本語教育って、日本語教師ってこんなに楽しい仕事なのに、どうしてこうなった?😭


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