「一本橋」の教え
昔バイクの中型免許を取った時「一本橋」っていう課題があって、なかなかクリアできなかった。
「一本橋」っていうのは幅30センチ長さ15メートル、厚さ5センチの板を決められた秒数で走るという課題。勢いでビュンと行くのじゃなくてゆっくりめに走るのがまた難しい。落ちると思っていると必ず落ちるんだな、これが。怖くて下を見ているとまた必ず落ちる。
できるようになる気がしない・・・と思っていたが、先生や友人にアドバイスしてもらってたくさん練習しているうちにスイスイできるようになった。
何よりのコツは下や近いところを見ないで、行く先を見ること。ちょっと前を見ることだった。
1段階から何回も補習つきながら免許を取った体験はいまだに良い思い出だし、人生に生きている!最初はピクリとも持ち上げられなかった倒れたバイクもコツを覚えたらヒョイッと起こせるようになったし。
先日娘をスキー場に送った時、峠の大きな高い橋を走って、怖くて怖くて、深呼吸しながら運転していた。その時もこの「一本橋」のこと思い出しながら運転しました。
落ちると思ったら落ちる!先を見るんだ!!って。
そしてほんと人生もそんなもんだ!って思えます。ふふふ。
下ばかり見ていたらだめ。落ちると思ったら落ちちゃうよ。
ちょっと先を見ていこう。
※ちなみに全て忘れたのでもうバイクには乗れません・・・・。
怖かった橋は『朝里ダムループ橋』という橋です。ぜひ検索して見て欲しいです。