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睡眠に意識を向ける

2月頭に、睡眠リズムの確認アプリ「Sleep as Android」を始めた。
ヘルスケア系のアプリ「あすけん」を前から入れていて、そういえば睡眠もアプリで管理ができるんだよな、と思ったのがきっかけ。
アプリを入れて1か月少し、少なくともアプリは使い続けそうだなと思ったので、一度感想を書くことにする。

使って変化したこと

まず、睡眠時間が記録されるようになった。
これまでも7時間ぐらい寝られるように、と11時半に寝て6時半に起きるぞ、とは思っていたが、なんだかんだ11時半に寝られないことも多かった。
そういうときに記録してみると7時間に足りていないぞ、とはっきりわかる。

記録開始の操作をしてから電気を消して横になる。気づいたら寝ていて、6時半のアラームで起こされて記録停止を押す。
記録時間を見れば、もう明確に7時間に足りていない。
考えればそりゃそうなんだけど、記録を始めたときには、あっそうか! とハッとした。
なんとなく11時半から6時半で寝るぞ、と決めていても11時半に寝なければ7時間は確保されない。それはそう。

もっと言えば、記録開始してからすぐに寝落ちるわけではない。比較的寝つきは良いと自覚しているが、それにしたって記録時間よりもう少し短いだろう。つまりその分足りていない。
記録上で7時間+αぐらいになって初めて、7時間寝ている、ということになる。

他の人の睡眠時間の平均値と比較できるのもいい。
前からそうだと聞いていたけど、日本の睡眠時間平均だけが6時間台、他の国は7時間台と見てしまえば、7時間睡眠を目指したい……。

そんなわけで、より7時間睡眠を意識するようになった。
だからってスムーズに毎日7時間寝ています! なんてことは起こらず、6時間台のほうが多いが、どれぐらい寝たときにどんな感じかが少しばかり意識される。

そしてたぶん、7時間ぐらい寝られる日が続いたときのほうが調子がいい。頭痛もマシだし動きやすい。
一方、6時間台になればなるほど調子がパッとしなくなる。とはいえ、そもそも別の要因でメンタルが不調だとつい6時間台ぐらいの睡眠になりやすい、というコンボがありそうだな~と見えてきた。

睡眠の解像度を上げる

睡眠に関しては前から少し気になっていた。
7時間睡眠のほうがパフォーマンスがあがる、健康にいい、なんて聞いていて、そうかと思ってはいてもふと気づいたら夜更かし。

夜更かししたらもう終わりだ! パフォーマンスが落ちる! 仕事をしっかりしたいのにダメじゃん!! なんて自分を責める時期もあった。
それから、そこまで終わりではない、夜更かしすることもある、思ったよりパフォーマンスも大丈夫、とまず責めなくなった。
ただ……シンプルにもう少し寝たい、眠い……を繰り返し、結果的に少しずつ夜更かしを減らした。
現状ではだいたい6時間半弱、稀に4,5時間睡眠であちゃーとなる。
こんなものかな? これぐらいでいいかな、という思いと、もう少し寝たほうがいいのでは、という懸念。

全部漠然としていた中で、2月から睡眠時間の記録を付け始めてみて、睡眠の解像度が少し上がった。
睡眠時間と体調やパフォーマンスの関係が前よりは見える気がする。逆に、何があると睡眠時間が短くなるのかもわかる。
知識だけで、7時間睡眠をしたほうが調子がいいぞ、というのを見たときより、なるほど確かにこれぐらい寝られた方が多少マシなんだな、という実感が得られるような。
例えばストレスがかかったときに眠りにくいらしいという話にも、確かにちょっと大変だった日は返って眠りにくいな…とわかる。

睡眠時間の解像度が上がって、前よりも睡眠を取り扱いやすくなった、ような気がする。
相変わらず睡眠時間は平均7時間とはならないものの、今日は少し睡眠時間が足りてないかもということに意識が向きやすい。
その上で、今日は7時間睡眠をするために、11時頃には寝ようか、なんて具体的な想定が立てられる。

記録すること自体が大事なんだなぁと改めて思った。
記録すると意識されて、意識されると色々とつなげて考えるようになって、つなげて考えていると、そうか行動を変えよう、とふと思うことにもつながるんだなぁ…。

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