見出し画像

今日は六十干支最初の日、甲子。

今日は甲子日。
甲子は六十干支の最初の干支です。
干支は60種類あり、
年も月も日も、
それぞれが順番にぐるぐると規則正しく
巡っています。

日(日干支)の巡りだけに注目すると、
一年は365日(今年は閏年ですが)なので
365(日)÷60(干支)で、6回転とちょびっとすることになります。
西暦カレンダーと干支暦とは
年も月も切り替わりが違い
ややこしいのですが…

西暦カレンダーで注目すると
2024年1月1日は、甲子日でした。
元旦の甲子(1)から癸亥(60)まで
日干支がぐるぐると巡り続け
今日は甲子日。
四週目のスタート日
2024年後半の始まりですね!

六十干支を授業で学んだ時は
甲子からはじまったのでとても印象的な干支です。
お勉強では2番の乙丑(明日の干支)ではなく、このまま甲(こうぼく)をまとめて学んでいき、お勉強も2年目に入ったばかりだったので、当時は六十干支が1番から順に60番目までぐるぐると巡っていることに気づいてすらいませんでした。
その時からすれば成長です笑

昨晩お仕事のお付き合いで午前様だった夫がなかなか起きてこないので、
ゆっくりと、甲子をおさらい

まずは基本中の基本
干支(かんし)は、干と支に分かれ
干は、十干あり、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸
支は、十二支で、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

1番最初の甲と子の組み合わせが
甲子なります。

甲は木性の陽木を表しています。
木、樹木などの
子は干支の動物ネズミに注目するのでなく、
十二支の時間(季節)をみます。
十二支も干と同様に五行分類されており…

そっか…おさらいというかアウトプットをしてみようとトライすると五行分類の話しからになるのか…とばしちゃえ笑…

子は季節でいうと、真冬。
五行であらわすと海や大河、湖などの水性に分類されます。

甲子(こうぼくのね)は、
樹(甲)が真冬の水辺(子)に立っている様子を表しています。
樹も真冬のため葉が落ちた枯木、もし常緑樹であっても葉に雪がどっさりと積もって雪の重みに耐えている状態を表します。

耐える美学みたいな、水墨画に出てきそうな世界観。

干支は自然の風景にあらわすことができるのです。
六十干支の始まりは、静かな雪景色に立つ木の世界から始まるのですね
始まりは静かな世界…美しすぎます。

私の日干支は、甲(こうぼく)ではありませんが、同じ子(ね)を持ちます。
私の始まりも子(ね)なので、子の日になると
はじまるんだなーという想いが強くて
清々しい気持ちになります。
今日を機に1日ずつ六十干支の風景をおさらいしたいと思います。(…60日間、やりきれるかな?笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?