自分のすごいところを見つけられる瞬間

りって言葉がすきだな。

ぱっとうかんだことに、自分でもなんでこんなこと浮かんだんだろうなってびっくりしたけど。そのなんで？がわかったとき、こうも思った。

やっぱりすごいな、わたし！！

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あれこれと日々考えごとをしている、あたま。脳とよばれるその場所のすごさに、びっくりすることがある。

《ひらがなでどれが好き？》

どこかで見かけたこの質問。
すきなひらがななんて、考えたこともなくて。考えてもなかなか答えが見つからない。
うーんうーんと悩みながら、自分のなまえとか、すきな人のなまえのひらがなかなぁ。
なんて、ぼんやりとおもいえがいていた。

そんな質問すらも忘れてしまっていたあるとき。

りって言葉がすきだなって。

忘れてしまっていたから、なんでだろって考えて、考えて。
このひらがなでどれがすき？って質問だってたどり着いたときには、またびっくりした。

脳はどこかで質問のこたえを、ずっとずっとさがしていたんだなぁって。誠実な脳に、きゅんとした。

脳ってすごいじゃん！って思う。ほんとう。
そのすごいところは、わたしの身体の一部。
ほしいなぁなんて思うまえから、わたしの一部。ということは。

脳ってすごいじゃん！
わたしもすごいじゃん！！ってことだ。

★

すごいとこなんて、ないなぁって。
言いたくなることもあるけど。

すごいねって、自分に伝えたくなる瞬間が、自分のすごいところを見つける瞬間なんだろうな。