集めたいカケラ、見つけられる場所に


仲良くなりたいなって人に、ついつい聞いてしまうことがある。


何がすき?


その人の好きが知りたくなる。話してほしくなる。だって、好きなことを話しているときって、うれしそうなんだもの。
わたしも好きになれたらいいなとも、思うんだもの。



何がすき?
自分のことも答えられるようにしておきたい。


すきなこと。すきなこと。なんだろう?
自分がきかれたら、困るんだよね。


数日前も、なかなか出てこなくて困ってしまった。むむむ、なかよくなるチャンスだったのにな。


こんどは、なかよくなるチャンスをつかまえられるように。自分の好きも言葉にしておこうって決めながら、ぱっと浮かんだことがあった。



ぱっと浮かんだこと。


わたしのかく文章と物語が、だれかの好きにふれてくれていたら、うれしいなってこと。


だれかなんて、ぼかしたけれど。
いま読んでくれているあなただったらいいなって。


わたしの文章が好きというよりも、物語の一部とか、言い回しとか。好きのカケラがひとつでもあったらいいな。


文字に、言葉にできなかったけど、伝わるものがあって。こういうことが言いたくて、こういうのが好きなんだって、紐解くきっかけになったらいいなって。



そういえばっと振りかえると。
すきなものをひとつも見つけられなくて、小さなスキや嬉しいをみつけたいな。書くことをはじめたきっかけだったかもしれない。


自分の好きをかきながら。
他のひとの好きにもふれていた。


遠回りしちゃったけど。
時間もかかったけど。


たくさんのスキを見つけられるようになったのは、みんなのスキのなかから、わたしもってことをたくさん探して、集めてきたからだもの。



好きのカケラを集めたいときに、思いだしてもらえる。そんな居場所になったらいいな。


いつも読んでくださり、ありがとうございます♡