2つのギアを回す
新しい事業をスタートする時に一番しんどいのが、既存事業とのバランスかなと思います。
既存事業は、既に順調で毎日の仕事が決まっていますので、それなりに忙しい、にも関わらず、新規ビジネスの事業計画書を策定するには労力が掛かります。
会社経営を持続させていくためには、その先の10年先を見て動く必要があり、目先だけの活動では先細りします。
既存事業は、知識を深くしていく必要があり、新規事業は、市場をサーチしていく必要があります。
マーケティングの上ではサーチの方がどちらかといえばプライオリティが高く、世間の新しい動きに合わせて波に乗ると、マネタイズしやすくなります。
当然、新規事業の収益が上がるには時間がかかるので、その間は試作を重ね小さくスタートします。
これから10年先の社会を想像したときに、今と同じような社会問題が継続している可能性は高く、以下のような状況に対応していくことが求められます。
・気候変動による、災害
・食物供給の悪化
・高齢化社会
・医療費が逼迫
・個人間の取引が加速する
・アウトプット型の行動
・居住地域と資産形成の多様化
新規性のある事業は10年先の社会問題を解決するための施策でもあるため、これらを踏まえて事業計画をひねる必要があります。
リーンキャンバスを使うとスタートアップの段階においての事業アイデアをまとめやすく、焦点も絞りやすいのでおすすめです。
プロジェクトのメンバー同士でリーンキャンパスをブラッシュアップしながらすぐに可視化されたもので無駄な時間を省きます。
既に成功している事業と合わせて新規性のある事業を考えてみてはいかがでしょうか?
2つのギアを常に回す、そんな気持ちで取り組むといいかなと思います。
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エリック・リースが監修する第4段の位置付け。
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