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BLUE GIANTを観てきました【書く習慣1ヶ月チャレンジ:Day 21】

どうも、一休誰絵です。1年ぶりに数学の本をみたら、吐き気を催しました。好きな本ばかり読んできた弊害ですかね。卒業できるか心配になってきましたが、勉学に励みます(泣)

さて、今日は先週水曜日(映画が安く鑑賞できる日ですね)に観た映画の感想をつーらつらと書いていきます。これまで以上に語彙がなくなりそうな感想ですが、ご容赦ください。
観てきた映画は、「BLUE GIANT」。

アニメ映画、普段めったに観ない身だったので、あまり期待していなかったのですが…… びっくりしました。これは、単なるアニメ映画ではなくて、音を楽しむための映画でした。いや、あまりに大きなエネルギーを持つ音に耐えるための映画でした。

いいなぁ、ジャズ。熱くて

そりゃあ、ジャズピアニストの上原ひろみさんが監修していたら、そりゃあ、当たり前ですよ。当たり前に、かっこよすぎる。

私ごとですが、昔からにわか並みにジャズは聴いていて、でも激しいものよりかはスウィングに近いものだったり、ジャズアレンジされたカバー曲中心に聴いていました。(造詣は大陸棚なみに浅いです…)

ですが、この映画ではかなり激しめなジャズ曲中心。タイトル通り、若者がもつ「大人の世界に対する反抗心」「野心」といった青々しいものをそのままぶつけられたような、着飾らない清々しささえ感じるものでした。

例えると、汗臭いシャツのような音。洗練されていない、ざらっと荒っぽい音。ああ若い、青い!

とくに注目してほしいのが、ジャズを演奏しているとき。それぞれのメンバーが、自分が鳴らしていく音に入っていく描写があるのですが、自分自身でも音をコントロールできない危うさや未熟さ、自分の音を必死にしがみつこうとしてい姿。そして、その音が観客を飲み込んでいく様。ああ若い、青い!

主人公たちの成長物語としても

単に主人公1人だけにフォーカスされているわけではありません、雪祈と玉井にもしっかり物語が展開されていました。恐れを知らない大に対し、小さい頃から着実にジャズに対する愛を育んできた雪祈、才能ある2人に負けじと努力する玉井。それぞれが違う壁にぶつかる様子が、ああ若い、青い!

「まあいつかテレビでもやるでしょう」と思って観ないのは勿体無い。音を聴きに来てください。映画館という、最高音質を備えた場所でこそ、この映画は生かされると思っています。

そして、原作は読まなくてもいけると思います。かくいう私も、1巻しか読んだことがなかったので… 今度、原作をまとめ買いします。

今日はここまで。




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